「武蔵野の 秋田は濶(ひろ)し 椋鳥(むくどり)の 筑波嶺(つくばね)さして空に消えつつ」 (長塚節)
「麥が刈られてさうして椋鳥(むくどり)が群をなして空を渡る頃兼次は歸つて來た。」 (長塚節「芋掘り」より)
手賀沼通歩道脇の田んぼは稲刈りが終わり始めています、
この時期、楽しそうに田んぼの周りを飛び跳ねている鳥たちがいます。
スズメの群れやムクドリの群れです。
黄昏時(たそがれどき)に近い午後、ムクドリの群れが、稲刈りの終わったばかりの田んぼでエサを探しながら集団で飛び回っていました。
刈り取ったあとの田んぼには、彼らのえエサがたくさんあるので、うれしくて飛び跳ねているのでしょうか?
ムクドリたちも稔りの秋に浮かれているようです。