なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

秋空に映える白い芙蓉の大輪

近所の庭木も中で大輪の白い花をみつけました。

秋の空に見事に映える姿に思わず撮影してしまいました。

花の美しさからイングリッシュ・ローズの白バラ、ウインチェスター・キャシードラル(Winchester Cathedral)のようは気がしました。

ウインチェスター・キャシードラルは、9世紀の首都であったイギリス南部の都市にある、ゴシック建築の「ウィンチェスター大聖堂」から名前がつけられた花とのことですが、樹高が1.2メートルとのことなので、チョット違うようです。

白い芙蓉の花かも?と思って友人に問いあわせると、やはり芙蓉(ふよう)とのことです。

この花は私の背丈より高く、秋の空に屹立していたのですから?

芙蓉は雪を戴いた富士山を形容して芙蓉峰(ふようほう)というように堂々とした白い美しい花ですものね!

この写真も、ED 40-150mm F2.8 PRO 1.4xテレコンバーターキットをOLYMPUS OM-D E-M1 のボディにテレコンを外してサンニッパ・ズームにして試写したものです。

塀越の近接撮影ですが、難なく合焦してくれました。


「秋かぜに 御粧殿(みけはひどの)の小廉(おす)ゆれぬ 
                 芙蓉ぞ白き 透き影にして」
                   
                山川登美子