なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

道端に咲くキンミズヒキ(金水引)

道端に小さな黄色の花が咲いています。

キンミズヒキという花のようです。

キンミズヒキは、日本では夏〜秋の山野において、林内の縁や山道の脇などでごく当たり前に見かける野草とのことです。

やや湿り気のある明るめの日陰に自生し、群生しているところもあるようです。

秋を告げる花なのに、まだ頑張って咲いています。

キンミズヒキの名前の由来は、ミズヒキは「水引」の意味で、夏に黄花の小花を細長く穂のように咲かせる姿から「金色の水引」に見たてこの名前がついたようです。

キンミズヒキは、タンニンを含んでいるので乾燥して龍牙草(りゅうげそう)という生薬となり
止血薬・下痢どめなどに用いるそうです。

路傍にひっそりと咲いている野草にも、こんな綺麗な花もあるのですね!