なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼公園のユリカモメ

毎冬、結集するユリカモメたちは、まだ手賀沼公園に来ていません。

手賀沼全体には、数羽のユリカモメが初秋に到来していたようですが、まだ、手賀沼公園に結集していないようです。

本日、土曜日のお昼ごろ1羽のユリカモメが手賀沼公園の杭にとまりました。

コブハクチョウオナガガモが、公園に来た親子連れからパンくずを貰っているのを遠くから見ていて自分もエサにありつこうと飛来したようです。

1羽だけなので、コブハクチョウオナガガモの集団に混じらないで、近くの杭から隙あらばと様子を窺っています。

杭の近くに投げられたエサに向かってオナガガモの集団が殺到した時、今がチャンスとユリカモメも飛び立ちましたが、オナガガモたちの争いに圧倒され争いに入ることはできません。

エサが横取りできないことに気付いたユリカモメは、オナガガモの近くに着水しないで、やむなく反転し、係留されているボートの上を飛んで、手賀沼の中央に飛び去っていきました。

したたかなユリカモメも単独では、エサを横取りすることは出来ないようです。