なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

日光の秋と独り佇む戦場ヶ原の鷹

11月14日は、曇り空、日光の街中は紅葉していましたが、流石に標高の高い奥日光の中禅寺湖畔や戦場ヶ原は紅葉も終わり思ったほど寒くはありませんでしたが小寒い感じがしました。

戦場ヶ原の道路沿いの枯れ木にノスリがポツンととまっていました。

車から降りて撮影し、さらに近づいたら撮影する前に気付かれて飛ばれてしまいました。

見晴らしが良すぎるのも良し悪しですねぇ〜!


「思ひわびて はなす夜もあり 煖鳥(ぬくめどり)」 (正岡子規


注)鷹(たか)は、寒い冬の夜、小鳥を捕えて、その体温で自分の足を暖め、夜が明けると、その鳥を逃がし、その飛び去った方向には、その日は狩に行かないようにして、その恩に報いるといわれているそうです。 その鷹または小鳥を、暖鳥(ぬくめどり)といい、俳句の冬の季語となっています。



日光市街の紅葉


中禅寺湖


戦場ヶ原に佇むノスリ