なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

深山のオオマシコ

深山の山道を歩いて行くと20羽くらいの鳥の群れが飛んできました。

赤い鳥、オオマシコの集団のようです。成熟したオスとオスの若鳥、赤くないメスもいます。

オオマシコはシベリア中央部から東部の亜寒帯で繁殖し、冬になると国内にも越冬のために渡って来る冬鳥です。

主たる越冬先は、モンゴル、中国東部、朝鮮半島とのことで少数が日本に飛来するようです。

わが国の越冬地は1,000mもしくはそれ以上の雪の積もる高地なので、都会付近の公園で見ることはできないようです。

この場所は町から遠いので道に迷ってしまい朝早く出たわりに遠回りしてお昼ごろ現地に着きました。

冬の太陽は低いため、お昼を過ぎると山影となり日差しがなくなり暗くなってオオマシコの鮮やかな赤い色がちょっと目立たなくなってしまいました。

まあ。それでも今年も久しぶりに撮影できたので良しとせざるをえませんね!



以下の写真はLEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.SをOLYMPUS OM-D E-M1 のボディに装着して35ミリ換算800ミリF6.3ズームとして手持ちで撮影してみました。