なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼周辺の田んぼの水道栓にとまるノスリ

ノスリは、日本で見られる猛禽類では、観察できる数が多い鷹で、手賀沼周辺の田んぼでもよく見かけます。

今回も我孫子市中沼田新田の農道付近の水道栓にとまっていました。

脚の立派な羽毛があるのでノスリの成鳥オスのようです。

ノスリは農作物を食べるネズミをエサにするので「農地の守り神」とも呼ばれています。

山里の身近な場所に住んでいることが多いので、人慣れしていて、車からとても近い場所にいるのに撮影していても逃げません。

こちらをチラと見ましたが、まぶたをとじて寝てしまいました。

長い時間、寝ていましたが、付近の農道に「釣りに来た人」が停車したドアの開閉音がすると、驚いて、飛び去っていきました。




「むらさきの 雲にちかづく はし鷹は
           そりて若葉に見ゆるなりけり 」 
 (古今著聞集 藤原実国)



注)はし鷹=小さい鷹
意訳:阿弥陀仏(あみだぶつ)が来迎(らいごう)の時に乗ってくるという紫の雲に近づくはし鷹(道因法師)は反れて(剃って)若葉のように見えることだよ



以下の写真はLEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.SをOLYMPUS OM-D E-M1 のボディに装着して35ミリ換算800ミリF6.3ズームとして手持ちで撮影してみました。