なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

浮島のヨシ原上空を舞うチュウヒ

12月23日は、少し風はあるものの曇り時々晴れ時々にわか雨の複雑な天気になりました。

夕暮れ時、稲敷市浮島のヨシ原上空にチュウヒがねぐらに戻ってきました。

ヨシ原上空を旋回しています。

チュウヒは、国内で繁殖しているつがい数は約90つがいほどといわれており、蘆原などの生息地の減少もあり日本だけでなく世界中でも希少種となっていて、わが国の環境省のレッドデータリストでは絶滅危惧1B類となっています。

そのため、チュウヒは、わが国でも広大な蘆原のある限られた地域でしか見ることができません。

幸い関東地方では、渡良瀬遊水地、浮島、利根川流域などに広大な葦原があるため、毎年観察することができます。

かなりピンぼけですが今年も浮島でチュウヒを撮影することとができました。


以下の写真はLEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.SをOLYMPUS OM-D E-M1 のボディに装着して35ミリ換算800ミリF6.3ズームとして手持ちで撮影してみました。