なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

キクイタダキ

今日からお盆休み特集として以前撮影した野鳥の写真を掲載します。

トップバッターは、以前、夏の富士山奥庭で撮影したキクイタダキの写真です。

 キクイタダキは、頭の羽が、鮮かな黄色で、菊の花びら状(じょう)の冠(かんむり)をかぶっているようなので、この名があります。ヨーロッパルクセンブルグの国鳥で、一般に、ヨーロッパで鳥の王といわれています。キクイタダキは、小さくても「黄金の王冠」をかぶっていて、凛(りん)とした姿なので、そのように呼ぶのでしょうね。

古来、ヨーロッパでは、ミソサザイが、鳥の王様と呼ばれていたのですが、どうも、説話が伝わっていく過程で、混同されたようです。でも、似ているのは、最少の鳥の部分だけで、あまり似ていないような気がします。

 

富士山奥庭のキクイタダキ

以下の写真は、柏市あけぼの山公園で冬に撮ったキクイタダキの写真です。