なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼脇の水路にいた夏羽のアマサギと冬羽のチュウサギ

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上記写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着して手持ち撮影しました。

 

手賀沼のほとりの水路の土手に冬羽のチュウサギ(写真左)と夏羽の亜麻色の残っているアマサギがいました。

 

チュウサギは一声鳴いて飛び立ちましたが、アマサギはそれを眺めていましたが、水辺に降りて水を飲み、また、土手の草の茂みを上っていきました。

 

アマサギは日本のシラサギの仲間では、最も小型です。しかしコサギよりわずかに小さいだけですので、遠くから見ますと、必ずしも大きさだけでは識別は困難です。しかし、春から夏にかけての特徴は、鮮やかな橙色をした頭部から胸にかけての色彩です。他の、いわゆる「シラサギ」(コサギダイサギチュウサギ)がすべて頭部、胸部ともに白いので、混成集団をとっていてもすぐに見分けられます。

この近くにアマサギもかなりいましたがそれらはすべて冬羽の白いアマサギでした。