なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ホバリングするケアシノスリ

初夢に見ると縁起が良いものを表すことわざに「一富士二鷹三茄子(いちふじ にたか さんなすび)」がありますね。

富士山と茄子は比較的容易に思い浮かべれそうですが鷹は、容易に思い出せそうにないので昨年2月13日ひたちなか市で撮影した「白くて美しいケアシノスリ」の写真を掲載します。

良い初夢をご覧ください。



蛇足ですが良い初夢を見るために以下の和歌があるそうです。



なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな



江戸時代には正月の二日の夕暮れに「お宝、お宝、お宝、」と言って、七福神の宝船の絵と、前記のような前から読んでも後から読んでも同じ歌、回文歌を刷り込んだ紙が売られていたようで二日の晩、この「お宝」を枕の下に敷いて寝ると良い初夢を見ることができ、それがその年に福をもたらす、と伝えられていたそうです。


意味・解釈1
進みゆく船は心地良く波音を立てるので、過ぎ去る刻の数えを忘れてしまい、ふっと「朝はいつ訪れるのだろう」と想うほど夜の長さを感じた。

意味・解釈2
調子良く進む船が海を蹴立てゆく波の音は、夜が永遠に続いてしまうのではと思うほど心地よいので、思わず眠りも覚めてしまう。

意味・解釈3
長い世の中の遠い戦いの記憶から皆よ目を覚ましなさい。波に乗っている船にぶつかる音の状況はよいのだろうか。