なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

浮島湿原上空を飛ぶチュウヒ

大寒」を過ぎた1月22日、浮島湿原の葭原(よしはら)の上空をはるかにチュウヒが飛んでいます。

冬のヨシ原の王者チュウヒは、絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)に指定されている希少な鷹で「垂直離着陸可能な唯一の猛禽」だそうです。

お昼ごろは猛禽類がなかなか近くを飛んでくれませんでした。

やっとチュウヒが近づいたと思ったらすぐにヨシ原に降りてしまいました。


この日曜日は「稀勢の里」の優勝と19年ぶりの日本人横綱昇進を見越した大事な「大相撲の千秋楽」なのでTV中継を家で観戦するため塒入りの撮影はしないで早々に帰途に着きました。



それ鷹の 斜(なな)めに下りる 枯野哉(かれのかな)」 正岡子規



以下の写真は、キヤノン一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIに望遠レンズ、EF70-200mm F2.8L IS II USMに2倍のテレコンを付けて手持ち撮影しました。