なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

銚子漁港のイソヒヨドリ

銚子漁港のコンクリート・ブロックの上にイソヒヨドリのオスが現れました。

イソヒヨドリのオスは、青とレンガ色の鮮やかな羽なのですが、メスは黒っぽい地味な色です。

イソヒヨドリは、アジアの温帯から中近東、地中海沿岸などの岩山などでに分布するそうで、その棲み家は、本来は、「海の近くで暮らす鳥」ではないそうです。

そのため、学名は、ラテン語、Montiloca solitariusで、その意味は、「一人で暮らす山の住人」となっているとのことです。

日本では、磯で暮らす鳥として知られていますが、その理由は分かっていないそうです。

日本では、海岸や川岸や崖などでよく見かけますが、都市部でも見かけることがあります。また、ヒヨドリという名前ですが、ヒヨドリ科でなくツグミ科の鳥です。

イソヒヨドリは見晴らしの良い高い場所を好むようでこの漁港でも高い場所のコンクリート・ブロックに現れたのでしょう。

この見晴らしの良い高い所からイソヒヨドリは何を見ているのでしょうか?


以下の写真はLEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.SをOLYMPUS OM-D E-M1 のボディに装着して35ミリ換算800ミリF6.3ズームとして手持ちで撮影してみました。





参考:以前撮影した色鮮やかなイソヒヨドリ

以下の写真は、キヤノン一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIに望遠レンズ、EF70-200mm F2.8L IS II USMに2倍のテレコンを付けて手持ち撮影しました。