なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

稲敷市浮島湿原を飛ぶチュウヒ

チュウヒは、国内で繁殖しているつがい数は約90つがいほどといわれており、蘆原などの生息地の減少もあり日本だけでなく世界中でも希少種となっていて、わが国の環境省のレッドデータリストでは絶滅危惧1B類となっています。そのため、広大な蘆原のある浮島湿原などの限られた場所を塒(ねぐら)にしています。

今はまだ明るい午後なのに、浮島湿原のかなり遠くの上空にふらりと一羽が現れました。

頭が白っぽいのでチュウヒの幼鳥のようです。

まだ塒に戻らないで、ここで狩をするつもりか低空飛行していましたが、獲物を見つけられないようで、また、遠くに去って行きました。


以下の写真は、キヤノン一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIに望遠レンズ、シグマ 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary を付けて手持ち撮影しました。