なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼遊歩道に咲く白い椿

手賀沼遊歩道に一輪の白い椿の花が咲いていました。


白い椿の花言葉は「至高の美」とのことで、私もよく聴くクラシックレコードの名盤カルロス・クライバー(指揮) バイエルン国立管弦楽団のオペラ「La Traviata」のヒロイン、ヴィオレッタは「椿姫」と呼ばれる純粋の恋に目覚める美しい女性として表現されています。


注:オペラ「椿姫」の原題は「ラ・トラヴィアータ La Traviata」で、日本では「椿姫」と呼ばれていますが、その理由は、このオペラの原作であるアレクサンドル・デュマ・フィスの小説「椿姫 La Dame aux Camélias」からの「道なき恋」に由来するもので、原題の直訳は「道を踏み外した女」とのことです。ヴィオレッタは高級娼婦で、ひと月のうち、25日間は白い椿、5日間(月経期間)は赤い椿を身につけていたため「椿姫」と呼ばれていたそうです。


手賀沼遊歩道の「白い椿」は、日陰にひっそりと佇んでいました。


以下の写真は、SIGMA 高倍率ズームレンズ Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM をCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。