知床羅臼の民宿「鷲の宿」前の川のシマフクロウの続きの続きです。
オスメス2羽のシマフクロウの写真です。
2羽とも首尾よく魚を捕らえて帰っていきました。
この夜は、この2時間後2時40分ころ1羽だけで再度現れたようですが、私は寝てしまったので見ることはできませんでした。
ところで、シマフクロウの名前の由来ですが、シマフクロウの「シマ」は柄を指すのではなく、その昔北海道を「島」と認識していたことに由来するようです。
かつてアイヌの人々はシマフクロウを「コタンコロカムイ(集落を守る神)」として非常に大切にしていて口承文芸であるカムイユカラにも数多く登場し、家に幸福を授けたり飢饉を救ったりしているとのことです。
動物の魂を天に送り返すアイヌの儀式「イオマンテ」(神送り)は、主に熊を対象としていますが、地域によっては熊よりも位の高い神としてシマフクロウを対象とすることもあったそうです。
以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。