なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

アゼチの岬で囀るノゴマ

「アゼチの岬」は道東・浜中町の霧多布半島の西端にある岬です。

この岬に張り巡らされた電線にとまってノゴマのオスが見事な声で囀っていました。


ノゴマの大きさは、約16cm(ズズメ=約14cm)ですがとても大きな口を空けて囀っています・


ノゴマのオスの囀りは、「よくとおる大きな声で鳴く」ことで有名です。


ノゴマの学名(種小名)のcalliopeはギリシャ神話にでてくる「美声」を意味する「calliope(カリオペー)」文芸の女神に由来し、ここでもノゴマの囀りの素晴らしさが特徴として捉えていたようです。


わが国のノゴマ(野駒)という名は「野のコマドリ」に由来しているとのことです。


コマドリはウグイス、オオルリとともに「日本三鳴鳥」として有名ですが、ノゴマも囀りが大変美しく様々な囀りを聞かせてくれます。


喉に輝くルビーを戴いた美声の鳥ノゴマ(英名、Rubythroat)は、今まさに初夏の北海道で素晴らしい歌声を披露しています。


以下の写真は、キヤノン望遠ズームレンズEF100-400mmF4.5-5.6L IS USMをCanon EOS 7D Mark II に装着し手持ち撮影しました。