なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼で越冬中のヒシクイ

 

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上の写真は、キヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMに1.4倍のテレコンを装着し手持ち撮影しました。

 

1月7日手賀沼は晴れ。

昨年末より滞在しているヒシクイが穏やかな湖面をゆったり泳いでいました。

ヒシクイはガンの仲間で植物食性です。名前のいわれともなっている水生植物のヒシやマコモの他に、稲刈りの終わった田圃で、二番穂を啄ばむ姿がよく観察されます。

かっては、手賀沼でもよく見られたと言われるガンも今ではほとんど見ることはできません。

 

今回のヒシクイの飛来はとても稀な事例です。このヒシクイは、わずかに左目を怪我しているようです。

 

「病鳫(やむかり)の 夜さむに落て 旅ね哉」   (松尾芭蕉