上の写真は、キヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMに1.4倍のテレコンを装着し手持ち撮影しました。
1月21日、晴れ、印旛沼の茂みからヒクイナが現れました。
採食しながら歩き回りましたが茂みに姿を消しました。
「この宿は 水鶏も知らぬ 扉かな」 (松尾芭蕉)
昔はクイナとヒクイナは区別されていなかったようで、歌に詠まれた水鶏(くひな)は、ほとんど夏にキョ・キョ・キョと鳴くヒクイナの声のようです。
ヒクイナの鳴き声は、「たたく」といわれ、数多くの歌にも文章に使用されたようです。
例えば、兼好法師(けんこうほうし)の「徒然草(つれづれぐさ)」に「早苗(さなえ)とるころ,くひなのたたくなど,心ぼそからぬかは」(徒然草 19段)などと描写されています。
佐々木信綱作詞の「夏は来ぬ」のクイナもヒクイナだそうですよ!
食性は雑食で、昆虫、クモ、甲殻類、軟体動物、魚類、両生類、小型鳥類、植物の茎、種子などを食べるようです。