なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

諏訪湖付近の上空を飛ぶ鷹

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上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。
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上の写真は、ドコモのスマホ エクスペディアPremium SO-04J docomo(Motion Eye™カメラシステム 有効画素数約1920万画素裏面照射積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS® for mobile搭載)で手持ち撮影しました。


下の写真は、12月10日勝弦峠の南側から見た諏訪湖です。

その上空を鷹が一羽飛んでいます。種別が、はっきりしませんので鷹にしました。

頭を見るとハイタカのように見えるのですが・・・ハヤブサですとタカ目ではないのですが、鷹は、猛禽類の象徴なのでこれで、いいのかも知れません。

タカ(鷹)は、タカ目タカ科の猛禽類(もうきんるい)中で小さめな鳥の総称です。大きめなものはワシ(鷲)と呼びますが、明確な区別はありません。
世界各地に棲息し、日本でも全国で見られます。オオタカハイタカクマタカサシバノスリ、チュウヒなどの種類があります。日本で単にタカといったらオオタカのことを指すようです。

鷹のことわざに大好きな言葉があります。

鷹は飢えても穂を摘まず

肉食のタカは、どんなに飢えても稲の穂を食べることがないように、品性が高く高潔な人物は、たとえ生活に困っても不正なことには手を出さない、というたとえ。

私もこのように生きたいと願っています。

さて、万葉の歌人大伴家持は、鷹狩たかがり好きで有名だったようで多くの歌を詠んでいます。彼の短歌をひとつ。


矢形尾の鷹を手にすゑ三島野に 猟らぬ日数多く月ぞ経にける 大伴家持

訳:矢形尾の鷹を手に据えて三島野に狩をすることもなく何日も過ぎてもう月が変わってしまった。

しら雲に鷹まふ嶽の年惜しむ 飯田蛇笏 霊芝