なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

八ヶ岳の雄姿と野辺山付近にいたノスリ

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上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。

八ヶ岳は夏沢峠を境に、主峰赤岳を擁する南八ヶ岳北八ヶ岳に分かれ、その規模は南北およそ30km、東西15kmあります。

12月11日、主峰赤岳を臨む野辺山付近の夕暮れ、フクロウの飛ぶ姿を撮影しようと待機していましたが、いつもと同じようにフクロウの姿を観ることは、出来ませんでした。

だんだん暗くなって諦めた時、暮れなずむ利久鼠に染まった木々に鳥がとまっています。

フクロウ出現の最後のチャンスかと期待しましたが、どうもノスリのようです。

この場所で何度も何度もフクロウを狙っているのですが、今回もダメでした。

今年も無念ですが、帰途につきました。

ノスリは、トビより色が薄く、ずんぐりした感じの鷹です。全長52~57cm 翼開長120~140cm山地の林で繁殖します。
秋冬は暖地や低地にも移動し、草地や農耕地、水辺などの開けた環境で見ることができます。

飛翔時、翼の下面と腹の下面と腹の下部に黒っぽく見える部分があります。ホバリングをし、急降下をしてネズミなどを捕えます。

嶽は燃え 枯木の鷹に 水澄めり  飯田蛇笏 山響集