なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

菅生沼を飛び立つコハクチョウ

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 上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。

 

12月15日、菅生沼のコハクチョウが湖面をけたてて飛び去りました。

コハクチョウは、何羽かまとまつて飛び立ちます。

コハクチョウは、身体が重いので、長い助走が必要ですよね

水を蹴たてて羽ばたいて飛び去ります。

力強い姿です。

 

除夜の妻 白鳥のごと 湯浴みをり  森 澄雄

 

この句は昭和二十九年、作者が復員後の療養中、当時武蔵野の片隅で板敷きの六畳一間に親子五人で暮らしていた時の作だそうです。
土間にすえた風呂で妻が湯を浴びています。

生活環境は貧しくとも人の命は輝きます。

そしてその夜が「除夜」という一年最後の夜なのです。