なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼で逆さになって食餌するオナガガモ

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  上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。

 

オナガガモの餌は主に水草や植物の種子などですが、動物性の貝類や水棲昆虫なども採るようです。

採餌の様子は、身体を完全に潜餌に向かってまっさかさまに首を突っ込み、真直ぐ伸びた尾だけが水面に出てきています。

このカモの首の長さがこうした採餌行為を可能にしているのです。

 

喫茶去 フルトヴェングラールツェルンの第九を聴く

 

ベートーヴェン交響曲第9番短調 op.125『合唱』
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
エレナ・カヴェルティ(コントラルト)
エルンスト・ヘフリガー(テノール
オットー・エーデルマン(バス)
ルツェルン祝祭合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音:1954年8月22日 ルツェルン・クンストハウスでの実況録音
音源:スイス放送局(バーゼル

 

今月は、第九のCDを毎日聴いています。今日は、フルトヴェングラーバイロイト以外の第九を聴いてみました。

ルツェルンの第九は、フルトヴェングラーの第九の中では、録音が1番良いと言われています。

矢張り、巨匠の第九で、トスカニーニと双璧となす堂々たる第九です。この演奏は、第九を生涯で100回以上演奏したといわれるフルトヴェングラー晩年最後の第九の演奏でオーケストラは、フィルハーモニアです。

カラヤンのフィルハーモニアの第九とは、相当異なります。

フルトヴェングラーのこの第九は、豪壮であり、かつ静謐で美しく何度も聴きたくなる演奏です。

 

若い頃のカラヤンの若々しい演奏も捨て難い演奏ですが、巨匠の時代を代表するフルトヴェングラーの演奏は、別格の素晴らしい演奏でした。

 

参考 フルトヴェングラールツェルン音楽祭(ウィキペディアより抜粋)

フルトヴェングラー1945年のドイツの敗戦後にナチスへの協力を疑われ、1947年4月まで演奏が禁止されたが、1947年の8月には再びルツェルンに登場し、亡くなるまで毎年来演している。晩年の1954年にはフィルハーモニア管弦楽団ベートーヴェン第九を演奏し、これが放送用に録音されたものが、後にレコードとして発売され、あまりの見事さにセンセーションをおこした。