なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀川で食餌するハジロカイツブリ

f:id:digibirds:20191224184415j:plain

f:id:digibirds:20191224184427j:plain

上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。 

 

12月24日、寒風の吹き抜ける手賀川に目の赤いハジロカイツブリが浮かんでいました。さすが師走、とても寒い日になりました。

 

ハジロカイツブリは、時々、ダイナミックに潜水します。水に潜るとその後に水の輪が広がります。潜った場所と少し離れた場所から、ヒョコッと浮き上がります。

何か咥えています。魚でしょうか?

ハジロカイツブリは、何度も何度も潜って食餌していました。

 

 手賀川でこのハジロカイツブリが、見られるようになると、冬が近づいている証拠です。鳥たちも季節を告げています。

 

「冬の池にすむ にほどりの つれもなく 
         そこに通ふと 人に知らすな」

       (凡河内躬恒おおしこうち の みつね)

(意訳)
冬の池に生息している鳰鳥
(におどり=カイツブリの古名)が、
素知らぬ顔で底に通うように、私が、無関心を
よそおって、あなたの所に通っている
ということ を、人に知ら せないでください。