なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ひだまりに美しく輝くコガモ♂

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    上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。  

 

1月13日、坂田が池の木の間がくれの陽だまりにオスのコガモがのんびりと泳いでいました。

辺りが厳しい冬の中、そこはまるで別世界のような暖かい風情にあふれていました。

春はまだまだ遠いのでしょうか?

イギリスの詩人パーシー・シェリーが1819年に詠んだ詩集「西風の賦(にしかぜのふ Ode to the west wind)」の5節の最後にある言葉

 

「冬来たりなば、春遠からじ」
  ふゆきたりなばはるとおからじ

   If Winter comes can Spring be far behind?   

 

のように

もうすぐそこに春が来ているのかもしれません。



日あたりの 入江にたまる 小鴨哉」    (正岡子規