なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

リラの花

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 上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持ち撮影しました。


4月24日、手賀沼遊歩道脇に咲いていたリラの花です。

 

リラはフランス名(Lilas)でライラックが英語名(Lilac)とのことです。和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)というそうです。

香水の原料となる花のようで、匂いを嗅いでみるといい香りがしました。

花ことばは友情、純潔、初恋、青春の思い出などとのことです。

日本には明治中期に渡来し、関東以北、とくに北海道に多く植えられているようです。

「リラの花の咲く頃」と言えば懐かしい昭和26年の抒情歌を思い浮かべる人もおられるのではないでしょうか?

それとも宝塚の「すみれの花の咲く頃」の原題シャンソンの[リラの花の咲く頃]の思い出でしょう?

 宝塚歌劇団の主題歌「すみれの花咲く頃」は、演出家・白井鉄造により1930年に宝塚歌劇「パリゼット」(Paris Sette)を演出した時、フランスのシャンソン「白いリラが咲く頃」(Quand refleuriront les lilas blancs)のメロディを日本向に作り変えた歌のようです。


🎶リラの花咲く頃

作詞:寺尾智沙、作曲:田村しげる、唄:岡本敦郎

 

1 リラの花が胸に咲く今宵
  ほのかな夢の香(か)
  ああ 思い出のあのささやき
  遠くはるかに聞こえくるよ

2 リラの花が胸に散る今宵
  やさしく手を組みし
  ああ過ぎし日のあのメロディー
  霧の彼方に流れ行くよ