なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

梅雨の手賀沼

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上の写真は、EOS7D mark2にEF70-200mm F4L IS USMを装着して手持ち撮影しました。

7月5日手賀沼の風景です。
鬱陶しい梅雨は、手賀沼も暗く心も沈みがちになります。

私達の心は、そんなに揺れ動くものでしょうか?

いや、心はもっと大切なものを秘めているはずです。

弘法大師空海

『般若心経秘鍵はんにゃしんぎょうひけん』

の言葉を思い出しました。

「仏法遥かにあらず、心中にして即ち近し、真如外にあらず、身を捨ていずくんぞ求めん」

仏の教えは遥か遠くにあるものでは無いのです。それは心の中にあり、とても近いものなのです。真理は外の世界にあるわけでは無いので自身以外のどこに求めると言うのでしょうか。


それはあなたが気づかないだけです。


空海は、即身成仏のベースとなる心を説いているのでしようね。

即身成仏は、各人が大日如来になること、つまり、両界曼陀羅の実在と認識の統合体となることのようです。

凡人の私達は、自分が仏と一体である とはなかなか自覚できませんが・・・

でも、それを信じれば、何でも出来るので、強く生きることが出来そうですね。

喫茶去

スーク演奏の無伴奏を聴く

バッハ
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番

ヨーゼフ・スーク(ヴァイオリン)
録音:1970年9月

スークは、同姓同名の祖父ヨーゼフ・スーク(ボヘミアの高名な作曲家で、ドヴォルザークのもとで作曲を学び、ドヴォルザークの娘と結婚)の子息なので、スークの体には二人の偉大な血が受け継がれています。

スークのヴァイオリンの特長は、澄み切った美音でありながら、冷たさは無くむしろ温かみが感じられることです。
全6曲あるソナタ&パルティータのうち、このディスクでは人気のある3曲が選ばれていますので手っ取り早くバッハの無伴奏を聴くことが出来ます。

ソナタ第1番の冒頭の孤高を感じさせるアダージョ、パルティータ第2番の終結を飾る15分超にも及ぶシャコンヌ、パルティータ第3番の親しみやすいガヴォットなど聴きどころ満載です。