上の写真は、ライカのコンパクトデジカメD-LUX3 (35mm判換算28~112mm、F2.8~4.9のLeica DC Vario-Elmaritレンズ)で手持ち撮影しました。
7月15日小雨。
我が家のシダが雨に濡れていました。
このシダは植えたのではなく勝手に生えてきた植物です。
なかなか生命力があり、感心します。
喫茶去
スーバーコンピュータ富岳は、日本のスーパーコンピュータです。 理化学研究所の京の後継として、2014年に開発開始、2020年より試行運用中、2021年に本格稼働予定。設置場所は兵庫県神戸市・ポートアイランドの理化学研究所計算科学研究センター。主要ベンダーは富士通で2020年6月のTOP500を含む4部門で1位となっりました。
現在、スパコン世界一は我が国の富岳です。
でもこのコンピュータは、0-1インテジャーのノイマン型コンピュータです。
スーパーコンピュータは、原子の制約でムーワの法則(Moore's law)の限界があります。
その為これ以上の拡張は、難しいので次世代コンピュータとして量子コンピュータが期待されています。
量子コンピュータは非常に多くの組み合わせを一度に処理できる計算機ですが、単純に計算結果を取り出そうとすると、たった1つの組み合わせに関する結果しか得られません。
そこで、必要な結果を高確率で取り出せるような量子アルゴリズムを賢く設計する必要があります。
量子アルゴリズムがなければ、量子コンピュータで作り出した重ね合わせ状態を測定しても、宇宙上の全原子からランダムに1つ選ぶだけのマシンでしかありません。
量子アルゴリズムで最も有名なものは、素因数分解を高速に行うShorのアルゴリズムです。
これにより、現在インターネットの商取引で広く使われているRSA暗号方式が破られてしまいます。
では、IBMやグーグルの量子コンピュータで簡単に破らてしまうのでしょうか?
ご安心下さい。
今、販売されている量子コンピュータでは、到底、無理だそうです。
まだまだ、実用的量子ビットを持つ汎用コンピュータの出現は、10年以上先のことのようです。
何故かというと量子の扱いは、非常にセンシティブで誤り制御などの精度を維持することがとても困難なのです。
現在のグーグルやIBMの量子コンピュータは、量子ビット数が100以下で、実用的な100万〜1億ビットには、はるかに足らないそうです、
ちなみに量子コンピュータは、日本以外でアメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、中国などで様々な量子チップで実用化を検討中ですが、まだ、どれが本命か分かっていないそうです。
日本もチャンスがあるそうです。
私の個人的な期待は、東京大学の古澤明教授グループで研究している 光子の量子もつれのテレポーテーション を使った日本初、世界初の光の量子コンピュータです。
頑張れ、日本‼