なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ニチニチソウ

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上の写真は、キヤノンコンデジ・パワーショットSX420ISで手持ち撮影しました。

7月29日我が家のニチニチソウです。梅雨の晴れ間に撮影しました。

とても元気に咲いています。

 

ニチニチソウ花言葉は「楽しい思い出」「友情」とのことです。 その他には「若い友情」、「生涯の友情」、「楽しい追憶」、「優しさ」、「揺るぎない献身」「美徳」といったものもあります。 ニチニチソウは毎日のように新しい花を咲かせますので楽しい花ですが

夾竹桃の仲間なので、毒もあるようです。

美しい花には毒があるのですね!

 

喫茶去

 

日本の光海底ケーブル敷設と他国に先行する量子暗号について

 

ヤフーニュースによれば

 

2020年7月29日の日本経済新聞朝刊1面に「光海底ケーブル、日本案に」という記事がありました。インターネットに欠かせない海底ケーブルの整備が世界で進んでいます。南米とアジア・オセアニアを結ぶ初の光海底ケーブルについて、日本が提案したルートが採用されました。

海底ケーブルはインターネットに欠かせないインフラです。国際通信の95%は海底ケーブルを経由しています。あらゆるモノがネットにつながるIoTや次世代通信規格5Gの普及で通信量が増えると見込まれており、拡充が課題になっています。全体の市場規模は2025年までに220億ドルに増える(20年は130億ドル)と米調査会社はみています。

海底ケーブルの計画を進めていたチリ政府は、日本の提案したルートを採用しました。チリからニュージーランドを経由し、オーストラリアのシドニーに達するルートです。中国が提案していた、チリと中国を直接結ぶルートは採用されませんでした。海底ケーブルの中継器から通信データが監視される恐れが指摘されており、中国のスパイ活動に使われることを懸念した米トランプ政権が、チリ政府に中国ルートを採用しないよう働きかけていました。

今秋にチリ政府が技術調査の最終報告を公表する見通しです。実施主体となる事業体の設立をへて、来年以降に入札が実施される見込みです。通信ケーブルや関連製品の受注では、提案ルートが採用された日本の企業が有利になります。海底ケーブル事業で中国の華為技術(ファーウェイ)が存在感を高めていましたが、日本ルートが採用されたことで日本企業にもチャンスが回ってきたと言えそうです。

 

 喫茶去

日本はいま、人類史上最強のセキュリティ技術「量子暗号」の先頭を走っている

 

最近のニュースでコロナ禍を吹き飛ばす力強いニュースをお届けします。

Yahooニュースより

 

東芝は2020年7月29日、NECや東京大など計11企業・大学などで共同で、次世代の暗号技術「量子暗号通信」の研究開発プロジェクトを7月から始めたと発表した。総務省の委託事業で、2024年度までの5年間、広域での量子暗号通信を可能にする技術の開発を共同で目指す。

量子暗号通信は、盗聴などが理論上不可能とされる通信技術で、世界で研究開発が進んでいる。総務省のプロジェクトでは、東芝を含む計12の企業・大学などが共同で大規模な通信網実用化のために必要な技術開発をする。国際的競争力を高めるとともに、大規模での通信網の実用化を目指す。20年度の予算は14億4000万円。

東芝は量子暗号通信技術の研究開発を積極的に進めており、今回のプロジェクトでは成果をとりまとめる役割を果たすという。

 

参考

 

佐々木雅英・国立研究開発法人情報通信研究機構NICT)主管研究員のインタビュー

     2020年4月20日

 現在、量子暗号の研究はどこまで進んでいるのか。1990年代後半から「絶対に盗聴されない量子暗号」の開発に取り組んできた、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の佐々木雅英氏にインタビューを行った(注=諸般の事情によりメールでやり取り)。

 ―量子暗号研究の現状を教えてください。

 今まさに、NICTなどではプロジェクトが動き始めています。かつては本当に実用化できるのか疑問符の付いた研究領域でした。しかし、2008年に光子を1粒単位でコントロールできる技術が誕生した後、急速に関心が高まりました。2010年には量子暗号ネットワークを東京都内で構築し、内容を完全に秘匿できる世界初のテレビ会議を実現しました。今、その技術が国家レベルの機密通信や金融・医療機関などで使われつつあります。

 ―普及に向けて課題はありますか。

 量子暗号はまだ研究途上の技術です。最大の課題は、伝送距離がまだ50キロと短いこと。このため情報を遠くに送るには、バケツリレーのように分割して運ぶ必要があります。ところが、リレーのバトンを渡す「中継点」には、ハッキングされる恐れがあるのです。コストも解決しなくてはならない問題です。一般の暗号機器は2000万円程度ですが、量子暗号では1億円ぐらいします。一般に普及するのはもう少し先ではないでしょうか。

 また、標準化や規格化の取り組みもまだ途上です。ただし、この領域は日本が主導しているのです。量子暗号を使ったネットワークの実験規模では中国が他国を圧倒します。しかし、日本には世界最高性能の量子暗号装置があるのです。データを安全に分散するバックアップのような周辺技術と、量子暗号を融合したアプリケーションでも先行しています。

 

喫茶去

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
オイストラフ&クリュイタンス

を聴く

 

このCDの宣伝文

名匠同士唯一の共演にして稀代の名演となった歴史的名盤です。豊麗で伸び伸びとしたオイストラフのヴァイオリンと音楽性豊かなクリュイタンスの指揮がベスト・マッチ! 懐の深い雄大な演奏です。20世紀におけるヴァイオリン協奏曲の一つの頂点を築いた、永遠の輝かしい記録がこのディスクに刻まれています。レコード芸術推薦盤。(EMI)

 

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61
 ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
 フランス国立放送管弦楽団
 アンドレ・クリュイタンス(指揮)
 録音:1958年(ステレオ)

 

宣伝どおりの演奏でオイストラフもクリュイタンスも堂々とした見事な演奏でした。名盤の名にふさわしいCDです。