なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

地上近くに現れた虹


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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

暑い日が続いています。浜松では、41度Cを超えたそうです。
我孫子でも37.5度Cの暑さです。

地上に散水していると、太陽の光で虹かできます。

地上近くにできる虹!!

手が届きそうな身近な所にできた虹!!

散水後や雨上がりなど空気中に水滴が残っている場合、それがプリズムの働きをすることがあります。

水滴に当たった光は、屈折して水滴の内部に進み、水滴中で反射して、再び水滴の外に出るときに屈折して出ていきます。

このように、空気中の水滴が、ちょうどプリズムと同じような「分散」を生じさせるため、帯状に連続してさまざまな色の光が私たちの目に届くようになります。それが虹なのです。

また、虹の周辺を注意深く見てみると、その外側には、もう1本、色の順番が反転した虹(副虹)が見えることがあります。

この副虹は、水滴中を2回反射した光が、人間の目に届くことで現れています。

比較的観察しやすい主虹の色は、外側から内側へ赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の順ですが、その上にかすかに見える副虹は、この逆に並びます。

旧約聖書・創世記の『ノアの方船』では、大洪水後の場面で、神が空に虹を架けます。これは神の許しと愛のメッセージであり、神と人との永遠の契約を象徴するとされました。

また、シェイクスピアの戯曲『ジョン王』では「虹の七色にさらに一色を加えるのは無駄で滑稽で余計なこと」という台詞があり、虹が完全無欠の象徴であったことがうかがえます。

虹の向こうには、何かありそうな気がします。

虹の向こうには夢がありそうです。

きっと良い夢があることでしょう。

その夢は、淡い夢でしょうか?

終戦後、藤山一郎が歌った
廃墟の東京の夢

夢淡き東京

作詩: サトウハチロー

作曲: 古関裕而

を思い出しました。

藤山一郎全集


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♪♪
柳青める日
つばめが銀座に飛ぶ日
誰を待つ心
可愛(かわい)いガラス窓
かすむは 春の青空か
あの屋根は
かがやく 聖路加か〜♪♪

この歌はNHKのラジオドラマ「音楽五人男」(昭和21年)を翌年映画化する際に書かれた主題歌とのことです。

曲が先にできてそれにあとからサトウハチローが詞をあてはめたものだそうです。

この曲は、古賀政男の「東京ラプソディ」を思わせ、また実際歌っているのがどちらも藤山一郎なので、どちらの曲も私の好きな歌ですが、こちらのほうがクラシック調のようですね!

この歌に歌われている江戸情緒は、すでに失われてしまったように[昭和も遠くなりにけり]となると想われます。

諸行無常ですねぇ!

また、夢といえば、

昔のテレビ番組

[夢で逢いましょう]

も思い出します。

[夢で逢いましょう]は

NHKのバラエティ番組です。

1961年4月8日から1966年4月2日まで毎週土曜日22時台に日比谷会館、日比谷第1スタジオ(H-1)から生放送されていたようです。

[上を向いて歩こう][遠くへ行きたい][こんにちは赤ちゃん]など数々のヒット曲を世に送り出しました。

テーマ曲は、坂本スミ子が、歌っていましたねぇ!

♪♪
夢であいましょう
夢であいましょう
夜があなたを抱きしめ
夜があなたに囁く
うれしげに
悲しげに
楽しげに 淋しげに
夢で ...♪♪

あの頃を懐かしく感じる今日この頃です。