なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

我孫子市民農園のコスモス

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上の写真は、EOS7Dマーク2にCANON EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USMを装着して、手持撮影しました。


8月16日我孫子市民農園に咲いていたコスモスです。

コスモスは、日本では秋に桜のように群生して咲くことから、秋桜(あきざくら)と呼ばれたそうで、明治12年に日本に渡来した時に「秋に咲く桜のような花」という意味で「アキザクラ(秋桜)」という名前になったようです。


コスモスの 花あそびをる
  虚空かな 高浜虚子



喫茶去

古い時計ロンジン クロノグラフ 手巻き について

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この腕時計は、30年前、すでに時計屋を廃業していた眼鏡屋に飾ってあった[店番の新品の時計]を譲って頂いた時計です。

当時、部長になった記念に何かの腕時計を買おうと思っていたからです。

それなりの購入金額でしたが、金額は、忘れてしまいました。

今でも正確に動いています。

買った時、店主からこの時計を修理できる職人は、その当時でも、ほとんどいないと言われていたので、動かないと困ります。

いつまで、この腕時計を毎日使ったのが分かりませんが、ほとんど使用しませんでしたので、擦り傷などはありません。

その後、自動巻きやクォーツの腕時計を購入したので、そのまま、時計収納ケースに入れて大切に保管していました。

いま頃、思い出して、ネジを巻いたら、ちゃんと動き出しました。

70年以上前の腕時計のはずですが、今でもほとんど新品の姿を保って元気に動いています。

この腕時計にあやかって私も頑張って生きたいと思います。


喫茶去

ベートーベンの交響曲全集

ハンスシュミット・イッセルシュテット指揮ウィーン・フィル

CDのセット。6枚組

ステレオ録音としては、ウイーン・フィル初の全集です。

録音: 1965〜1969、ソフィエンザール(ウィーン)

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の中から、

交響曲 第6番 田園
を聴く

交響曲 第6番 ヘ長調 作品8《田園》

良き時代のウイーン・フィルらしい、おっとりした長閑な田園風景を思わせる演奏です。

ワルターベームも良いですがイッセルシュテットの田園も、なかなかのものですよ。

同じCDにカップリングされたエグモント序曲、献堂式序曲も名演です。


喫茶去

コンヴィチュニー指揮
ライフツィヒ ゲヴァントハウス管弦楽団
ベートーヴェン作曲 
交響曲 田園を聴く

コンヴィチュニーの芸術の

11枚組のCD

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の中のベートーヴェン交響曲全集

録音:1959-61年[ステレオ


当時のドイツ流のどっしりした詩情豊かな演奏を楽しめます。

旧東ドイツ時代のベートーヴェン演奏の見本のような演奏で、感動ものです。

聴きなれたウィーンの典雅できらびやかな演奏の対極です。

重心の低い、渋い演奏のベートーヴェンです。そして、何よりも音質が極めて良好です

これも見事な演奏です。