上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。
9月3日我が家のマングローブの木です。
マングローブは、熱帯・亜熱帯地域の淡水と海水の混ざり合う場所に生育している植物の総称です。この植物が何かは、よく判りません。
10年前にマレーシア土産に頂いた小さな鉢植えのマングローブがこんなに大きくなりました。
暑さに強いのでしょうか?
喫茶去
クレンペラー ベートーヴェン交響曲全集ウィーン芸術週間ライブ
を聴く。
クレンペラーはベートーヴェンの交響曲全曲をツィクルスで演奏することにこだわりがあり、フィルハーモニアとも3回目のそして海外で初めての挙行となったのがこの1960年ウィーン芸術週間でした。
この圧倒的大成功をおさめたこの演奏会を当時聴いていた外山雄三氏は「指揮はクレンペラーですばらしかった。フィルハーモニアというのも我々がレコードで聴くのと全く同じ音ですよ。非常に艶がある。ツヤツヤしている。あんな艶のあるオーケストラは聴いたことがない。
それにアンサンブルが完璧です。クレンペラーは非常に偉大な人格だから、かれの人間でもっても非常にすばらしい演奏になるのです」(レコード芸術S35年8月)と激賞されていました。
とはいえ、このCDは、あまり良い録音ではありません。
この全集とは別な全集で聴くことをお薦めします。
例えば次に記載のCDです。ライブではないですが・・・
ベートーヴェン:交響曲全集、序曲集(10CD)
クレンペラー&フィルハーモニア管
クレンペラー没後40年を記念したアニヴァーサリー・エディション。特別企画ということで、有名な交響曲全集と序曲集に加え、数々の別録音も収録したたいへん凝った仕様となっています。
【定評あるベートーヴェン全集】
ベートーヴェンの交響曲全集は、クレンペラーの代表作として知られるもので、序曲その他を含め、遅めのテンポで壮大な世界を構築したユニークな名演の数々を味わえます。クレンペラーのベートーヴェン演奏は、パート・バランスを常に適切に保つことで、情報量が非常に多いものになっているのが特徴であり、さらに目立った特質として、フレーズの形を完璧に維持し、拍も厳格に守ることで、独特の堅牢なスタイルを構築している点が挙げられます。
クレンペラーは、当時の指揮者の常として、楽譜に隠し味的な変更を加えていることはインタビューでも言及していましたが、60年録音の第7番冒頭ではヴァイオリン・セクションをオクターヴ上げするなどかなり思い切ったこともしていました。
また、これはクレンペラー録音全般に言えることですが、楽器配置がヴァイオリン両翼型ということで、木管楽器重視のクレンペラーの嗜好がさらに活かされることとなり、各パートが立体的に交差する情報量の多さが、独特な音響創出に繋がっています。交響曲第9番第2楽章など実に鋭くユニークです。
今日は、こちらのほうが録音が良いので聴き直しました。