なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

すすき

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

9月3日、手賀沼公園付近のすすきです。

9月になり夏の終わりを感じます。

秋を連想させる[すすき]が風になびいていました。


喫茶去
モントゥ指揮ベートーヴェン交響曲全集

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ベートーヴェン交響曲全集
交響曲 第1番 ハ長調 作品21
交響曲 第2番 ニ長調 作品36
③「フィデリオ」序曲 作品72B
④「エグモント」作品84 - 序曲
⑤「シュテファン王」作品117 – 序曲
交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
交響曲 第7番 イ長調 作品92
交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱」
特典盤
第9リハーサル風景
ラ・マルセイエーズ(フランス国歌)リハーサル風景

エリザベート・ゼーダーシュトレーム(S)⑫
ジーナ・レズニック(A)⑫
ジョン・ヴィッカース(T)⑫
デイヴィッド・ウォード(B)⑫
ロンドン・バッハ合唱団⑫
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団①⑥⑦⑪
ロンドン交響楽団②③④⑤⑧⑨⑩⑫
指揮:ピエール・モントゥー

録音: 1958年-62年

20世紀を代表するフランスの巨匠、ピエール・モントゥーの生誕130年を記念した全集。ウィーン・フィルとロンドン響を指揮してデッカに録音した第1~8番に、同時期にウェストミンスターに録音した第9(モントゥー唯一の録音)を加え、初の全集発売となります。また、特典盤として第9とラ・マルセイエーズのリハーサル風景が付いていることも嬉しいところです。

より第九を聴く

「第9」のみレーベルが違っていたので、これまでセットで販売されたことがなかったモントゥーによるベートーヴェン交響曲。しかし今回、ようやく全集としてまとめられた。オケはウィーン・フィルとロンドン響。それにしても何と清々しく明晰で、健康的な活力に満ちた演奏だろう。楽聖神話全盛の1950年代末から60年代初頭にかけての演奏、そしてモントゥー80代の仕事ということを考えると、この演奏の率直さは本当に驚異的。耳の良さと精神の若さの賜物だ。「第9」のリハーサルが収録されているのも嬉しい。★(教)(CDジャーナル データベースより)

モントゥーには他にもライヴ録音が有るようですが、スタジオ録音での第9はこれが唯一と思います。

最晩年のモントゥーは実に落ち着いた理性的な演奏を聴かせてくれます。

熱狂や高揚感は少ないですが慈愛に満ちた名演です。

4楽章の合唱の出だしが少し低調ですがフルトヴェングラーバイロイトの第九やトスカニーニの第九と同様、名盤と思います。

録音はとてもクリアーです。リハーサル盤のモントゥの声はとても若くいい声で、最晩年(87歳?)とは思えません。

喫茶去

リヒテル展覧会の絵
を聴く

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[1] ムソルグスキー:「展覧会の絵
[2] チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ Op.37 (グランド ソナタ)

スヴャトスラフ・リヒテル(p)


リヒテル壮年期の強靭な打鍵に唖然とします。弱音との差の大きさ、あるいは重厚さに圧倒されました。