なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

国立科学博物館横のSLデゴイチ

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上の写真は、コンデジpanasonic LUMIX DMC-FZ300 で手持ち撮影しました。

国立科学博物館横に展示してある蒸気機関車 D51 231です。

9月27日にこの横の道を通ったので撮影しました。

デゴイチ」の愛称で親しまれた国鉄蒸気機関車D51

昭和10年(1935)に登場、
1936(昭和11)から1950(昭和25)年にかけて日本最多数の1115両が製造されしました。

日本を代表する蒸気機関車です。日本の鉄路に適した蒸気機関車として、幹線から亜幹線まで、旅客列車、貨物列車を問わず大活躍しました。

D51形は人気もあり、今も「デゴイチ」は蒸気機関車の代名詞になっています。

このデゴイチは、実際に走っていた蒸気機関車で履歴も残っています。

沖田祐作「機関車表フル・コンプリート版」引用

D51231 国鉄長野工場=[3] 1939-03-31 S77.60t1D1T(1067)
車歴;

1939-03-31製造→納入;国鉄;D51231→

1939-03-31竣工→配属;新潟局→
配置[新鉄達222];新潟局→

1947-09-08借入;吹田発亀山→
1947-10-11返却→

1947-10-26借入;鷹取→

1947-12-04返却→
1954-01-12借入;吹田発亀山→

1954-03-02返却→

1954-06-15盛岡→
1954-09-02重油併焼装置取付→

1966-10-27第3動輪交換→
1968-03-24(8/11?)小樽築港→

1968-08-27耐寒工事施工→追分→
1976-03-10廃車;追分→

保存;東京都台東区国立科学博物館」;D51231

私が子供の頃、我が家の窓から蒸気機関車の走る姿が、よく見えました。

この頃、春日八郎の[赤いランプの終列車]が、流行っていて、夜、目が覚めた時、窓から赤いランプをつけた最後尾の客車が見えると、この歌が頭をよぎったことを思い出します。

よちろん、客車だけでなく貨物列車の蒸気機関車もよく見えました。

保存してあるデゴイチを見ると子供の頃を思い出し懐かしさを禁じ得ません。

その頃、蒸気機関車に乗車して歌った歌は、[汽車ぽっぽ]です。

トンネルに入ると煙やススが窓から入るので、慌てて車窓を閉めたことも懐かしく思い出します。


汽車ぽっぽ

作詞:富原薫   
作曲:草川信

汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ

僕らをのせて  シュッポ シュッポ シュッポッポ

スピード スピード 窓のそと 畑も とぶとぶ 家もとぶ

走れ 走れ 走れ 鉄橋だ 鉄橋だ 楽しいな

汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ

汽笛をならし  シュッポ シュッポ シュッポッポ

ゆかいだ ゆかいだ いいけしき

野原だ 林だ ほら山だ

走れ 走れ 走れ トンネルだ トンネルだ うれしいな

汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ

けむりをはいて  シュッポ シュッポ シュッポッポ

ゆこうよ ゆこうよ どこまでも

明るい 希望が 待っている

走れ 走れ 走れ がんばって がんばって 走れよ


喫茶去

グーグルニュースより抜粋

「中国撤退」補助金に日本企業殺到! 経産省が国内回帰後押し、新たに予算要求の意向 習主席「脱中国」否定に躍起 

2020.10.1

菅首相も企業の国内回帰支援を続けるのか

日本企業の中国離れが一段と加速する。サプライチェーン(部品の調達・供給網)を中国などから国内に戻したり、他の地域に移したりする際に補助金を支給する経済産業省の制度に応募が殺到しているのだ。

中国メディアは懸念の打ち消しに躍起だが、経産省は来年度に向けて新たに同制度の予算要求を行う意向だ。菅義偉政権になっても多くの日本企業にとって「脱中国」の方向性は変わらない。


 経産省は、新型コロナウイルスの感染拡大によって、サプライチェーンの脆弱(ぜいじゃく)性が顕在化したとして、国内の生産拠点の整備などを進め、サプライチェーンの強化を図る目的で工場の新設や設備の導入を支援している。

公募は5月22日から開始し、先行締め切りでは57件、約574億円が採択された。中小企業だけでなく、塩野義製薬やシャープなどの大企業も名を連ねている。生活用品大手のアイリスオーヤマ仙台市)は、補助金によって、中国の大連工場(遼寧省)と蘇州工場(江蘇省)に加え、新たに角田工場(宮城県)でのマスクの生産ラインを稼働させた。

さらに7月22日までの2カ月間には1670件、約1兆7640億円分の申請があった。予算額(残り約1600億円)に対し、約11倍の応募があったことになる。外部有識者による第三者委員会で審査され、10月中に採択先が発表される予定だ。

日本企業が雪崩を打って中国から逃げだそうとしている構図にも見える。

第一生命経済研究所主席エコノミストの西濱徹氏は、「新型コロナウイルスの影響だけでなく、米中摩擦がいつまでも続いていることで状況が悪化した中国進出企業が経営の見直しを迫られている。完全に中国を切り離すことはできないものの、コストを抑えてリスクを分散する方法として補助金事業が注目されたことから応募が殺到している構図にも見える。

以下、省略


このニュースより考えると、今後、サプライチェーンの見直しによる中国依存解消は、さらに加速するようです。

中国の経済成長モデルは、外国依存のモデルなので外資が国外に逃げ出すと経済成長モデルが成り立たなくなります。

中国が、諸外国から孤立しつつある、今日(こんにち)、中国経済の今後は、かなり厳しいことになりそうです。

しかし、中国湖北省武漢市は、商都から鉄鋼、自動車、半導体へと産業を発達させてきた中国の経済発展を象徴する町の一つです。

ここに進出している日本企業の動向が気になります。

これらの企業のサプライチェーン見直しの決断が求められます。



喫茶去

安倍前首相の功績について

グーグル・ニュースに高須クリニック院長のコラ厶があったので以下に掲載します。

私も同感なのです。


安倍前首相の功績 人気は田中角栄さんを超えるかもしれない高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ

2020.9.29

安倍さんの功績はきちんと評価されるべきだ

 歴代最長となる7年8カ月で退陣した安倍晋三前首相は、運の悪い幕切れとなってしまったね。順調に進んでいたのに新型コロナウイルス禍の対応に追われるうちに健康不安に見舞われて、念願だった憲法改正への道筋をつけられないまま退陣となった。無念だったろうと思うよ。

 ただ数多くの結果を残した宰相であることは間違いない。とくに外交では歴代の首相の中で最高クラスだと評価をしていいと思う。彼ほど積極的に各国の首脳と会談してきた人はいないからね。

 さらに経済を回復させて株価は上がったし、失業率も改善させた。平和安保法制も成立させた。新天皇陛下の即位と新元号施行に立ち会ったことも大きい。

 首相の進退で困るのは、ずるずると続けるうちに人気がどんどんと落ちてしまって、周囲から「頼むから辞めてくれ」といわれてしまうことだ。ところが安倍さんの場合は選挙にも勝ち続けてきたし、辞任を表明してからも支持率が上がっている。それだけ国民から慕われているということだ。

 歴代首相の中で日本人に一番人気のあるのは田中角栄さんなのだそうだ。日本列島改造論を打ち出したけど、オイルショックに加えて自身の金脈問題も浮上して、まだまだ力を発揮できるというときに退陣した。

 角栄さんの人気が高いのは、何もかも成し遂げた人よりも志半ばで退陣した政治家に心を寄せるという性質が日本人にあるからなのかもしれないね。ひょっとしたら安倍さんは後々、角栄さんよりも高い人気と評価を集めるかもしれない。

 一方で、いわゆる「モリカケ問題」や「桜を見る会」などで批判を集めた。ただこれは野党やメディアが安倍政権を批判したいがための材料だったんじゃないかな。かえって重要な議論が先送りになってしまった気がするよ。

 中には安倍さんが辞任を表明したときに「大事なときに体を壊す」なんてことをツイッターで投稿した野党議員もいた。でも、これは天にツバを吐く行為だ。安倍さんの持病である潰瘍性大腸炎に限らず、人の病気を揶揄(やゆ)するようなことを言ってはいけないし、そもそも健康問題は誰の身にも起こりうる。批判の材料にしてはいけない。ご本人は身内の議員からも批判されたために謝罪していたけど、当然だよ。

 ネット上ではこれまでひたすら安倍さんに退陣を迫ってきた人たちが、早くも今度は菅義偉新首相に批判の矛先を変えて大騒ぎしている。元気なのは結構だけど、もう少し冷静になってほしいね。

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。「大炎上」(扶桑社新書)、「全身美容外科医」(講談社+α新書)など著書多数。

喫茶去

グルダ演奏の
ベートーヴェン
ピアノソナタ全集より
1番2番3番4番5番6番
22番23番24番25番26番27番
30番31番32番を聴く


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ユニバーサル・コレクターズ・シリーズ。ピアニスト、フリードリヒ・グルダの1967年録音盤。ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ全集(全32曲)」を収録。 


私は、ベートーヴェンピアノソナタの初期の作品も好きです。

早めのテンポと、歌うような音の響きを持ちながら、時計が刻むような正確な音の刻み方を持つグルダの演奏はベートーベンのピアノソナタを気楽に楽しく聴ける喜びを感じさせてくれました。

今日は、午前に初期6曲、午後、後期7曲聴いてみました。