上の写真は、iPhone 5sのカメラで撮影しました。
今年の8月に買った小さな鉢植えの花がこんなにたくさんの花になりました。
ニチニチソウは、とても力強い花ですね!。
喫茶去
日本学術会議 廃止意見
について
10月9日グーグルニュースに識者から
廃止の意見も出ているとの記事がありました。私も同意見なのでその部分を以下に掲載します。
福井県立大学の島田洋一教授(米国政治、国際政治)は「任命見送りが注目されているが、問題の本質は、学術会議に(年間10億円もの)税金を注ぎ込んでいる点だ。学術会議は勝手に『軍事研究』と解釈した研究をやめさせるなど圧力をかけている。政府機関なのに『学問の自由』を妨害している。自民党が抜本改革を掲げても、『民営化』や『政府全額出資の財団』などという同じような形で生き残りかねない。はっきりと『廃止』を掲げてほしい」と語っている。
(以上)
この軍事研究は、以下の北海道大学の研究のことです。記事のまま記載します。
北海道大学名誉教授 奈良林直氏の記事です。
北大は2016年度、防衛省の安全保障技術研究推進制度に応募し、微細な泡で船底を覆い船の航行の抵抗を減らすM教授(流体力学)の研究が採択された。この研究は自衛隊の艦艇のみならず、民間のタンカーや船舶の燃費が10%低減される画期的なものである。このような優れた研究を学術会議が「軍事研究」と決めつけ、2017年3月24日付の「軍事的安全保障研究に関する声明」で批判した。学術会議幹部は北大総長室に押しかけ、ついに2018年に研究を辞退させた。
…
学術会議は2015年、中国科学技術協会と相互協力する覚書を締結している。
(以上)
また、Yahooニュースには次の記事がありました。
ネット上で広がっているのは、以下のようなツイートだ。
《日本学術会議。「防衛研究は認めないが、中国の軍事研究には参加する」という結構な反日組織になっており、今回の官邸側の動きは十分理解できる。「中国との戦争はもう始まっている」と痛感させられた。「戦争の結果は戦争する前に決まっている」ので、こういう地道な改善は重要。》
ツイートは1万以上「いいね」されており、リツイートも5000を超えるなど拡散している。このツイートに特段の根拠は示されていない。
(以上)
政府を批判する学者が公務員のように税金を貰うのは、問題です。
批判するのは学問の自由ですが、政府から金銭を受けないで批判するべきです。
老人会の学術会議に10億円を使わずに前途ある若い苦学生の奨学金に使ったほうが国家の役にたつと思います。
喫茶去
時とはなにか
を読む
この本の初版は、2008年なので多分、その頃購入し、以来10年近く私の書斎の定位置に置いてあります。
時々、思いついた時、ページをめくったところから読み始めます。
いつも、分かった様な分からなかった様な変な気持ちになる本です。
いつか分かるのではないかと思うのですが、未だに、よく分かりません。
それでも気になる本なのです。
この本の宣伝文句は、以下の通りです。
人々の生活の基本にあり、日常を区切り律する「時」。その成り立ちや仕組みはあまり知られていない。幾多の不備があっても習慣として使い続けられる暦がある一方、高い精度が求められ原子単位となっていく「時」もある。一体「時」はどのように決められているのか。先人たちが苦労を重ね定めてきた歴史とともに、現代的な観点も含めて、「時」の専門家が壮大なテーマを易しく解説する。
(講談社学術文庫)
時はどのように定められ、使われてきたか。人は時を測り、定め、保ち、利用してきた。日々の生活に密着した「時」は、どのような歴史を経て決められたのか。その道程や概念を時の専門家が易しく解説する。
喫茶去
ベートーヴェン:交響曲全集 (5CD)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデン
以下にメーカー資料から引用します。
1975~80年ステレオ録音。ドイツの名門シュターツカペレ・ドレスデン全盛期のサウンドをアナログ完成期の名録音が見事に再現する注目度高い全集セット。ルカ教会の美しく豊かな残響の中に響くふくよかでブリリアントなオーケストラの音は実に魅力的で、ホルンのペーター・ダムやティンパニのゾンダーマンといった名手たちのソリスティックな技も切れ味よく収められるなど、細部と全体のバランスが見事に整っているのも特筆されるところです。
楽譜を尊重し、慣習への無用な依存にはしらないブロムシュテットの誠実な態度と端正な造形感覚も作品にふさわしく、アナログ時代末期に大評判となったことが改めて思い出される充実感がたまりません。
Berlin Classics原盤で、録音時期によって多少の差はありますが、どれもアナログ完成期の名録音といえる水準の高さです。
【ブロムシュテット】
1927年7月11日、マサチューセッツ州のスプリングフィールドに誕生。両親は仕事でアメリカに滞在していたスウェーデン人で、2年後にはスウェーデンに戻っています。
ブロムシュテットはストックホルム王立音楽院とウプサラ大学のほか、ジュリアード音楽院やダルムシュタットでも学んでいます。現代作品からバロックまで幅広い音楽を勉強したブロムシュテットは、1953年にクーセヴィツキー賞を受賞し、1955年にはザルツブルク指揮者コンクールで優勝。
その間、1954年に、ストックホルム・フィルを指揮してデビュー、ほどなくノールショピング響、オスロ・フィル、デンマーク放送響、スウェーデン放送響の首席指揮者を歴任、やがて1975年にシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者となり、以後は国際的な活動を展開していきます。
1985年、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督に任命され、1995年には再びドイツに戻って北ドイツ放送交響楽団の首席指揮者を経て、1998年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席指揮者となります。
以後はフリーとして活動し、現在はサンフランシスコ交響楽団の桂冠指揮者、ゲヴァントハウス管弦楽団とバンベルク交響楽団、NHK交響楽団の名誉指揮者でもあり、日本もよく訪れています。(HMV)
● 交響曲第1番ハ長調 Op.21
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
● 交響曲第4番変ホ長調 Op.60
● 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
● 交響曲第6番変ホ長調 Op.68『田園』
● 交響曲第7番イ長調 Op.92
● 交響曲第8番ヘ長調 Op.93
● 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
【第9番のソリスト、コーラス】
ヘレナ・デーゼ(ソプラノ)
マルガ・シムル(アルト)
ペーター・シュライヤー(テノール)
テオ・アダム(バス・バリトン)
ライプツィヒ放送合唱団
ドレスデン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
録音時期:1975~80年
録音場所:ドレスデン、ルカ教会
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
とても素敵な第九です。
いい録音の名盤と思います。
歌い手がいいですね!
感服しました。
喫茶去
の第九を聴く
交響曲第1番ハ長調 op.21
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年11月24-28日 ウィーン、ムジークフェラインザール
・交響曲第2番ニ長調 op.36
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1948年10月3日 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール[Live]
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年11月26-27日 ウィーン、ムジークフェラインザール
・交響曲第4番変ロ長調 op.60
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年12月1-2日 ウィーン、ムジークフェラインザール
・交響曲第5番ハ長調 op.67『運命』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954年2月28日-3月1日 ウィーン、ムジークフェラインザール
・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年11月24-25日 ウィーン、ムジークフェラインザール
・交響曲第7番イ長調 op.92
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年1月18-19日 ウィーン、ムジークフェラインザール
・交響曲第8番ヘ長調 op.93
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1948年11月13日 ストックホルム、コンセルトフス[Live]
・交響曲第9番二短調 op.125『合唱』
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
エリーザベト・ヘンゲン(A)
ハンス・ホップ(T)
オットー・エーデルマン(B)
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
録音:1951年7月29日 バイロイト祝祭劇場[Live]
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
この全集は、音が良いと言われているイタリアEMIのマスタリングではない全集です。
私は、フルトヴェングラーのベートーヴェン交響曲全集をイタリアEMIのマスタリング盤も含めて4種類持っていますが、この全集の第九の録音は、とても良いです。
この第九は、有名なバイロイトの第九なので、聴けば間違いなく感動します。
人の評価に左右されずに聴くほうが良いと思います。
今日も感動しました。
喫茶去
ベートーヴェン 英雄
を聴く
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(1943年3月31-4月1日ベルリン、ベートーヴェンザール録音)
リスト:交響詩 「レ・プレリュード」
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1941年1月4日録音
SP復刻CD 復刻盤の音は、良好てす。
ハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)による唯一正規録音の「英雄」。
第2次世界大戦の真っ只中、ヒトラーの統制下のベルリンで行われた録音。
クナッパーツブッシュはベルリン・フィルと1942年からエレクトローラ(EMI)に録音を始めたようです。
そしてこの「英雄」がベルリン・フィルの戦前最後の商業録音になったとのこと。
このレコードは戦中のためプレス枚数が極めて少なく、現在SP盤を見ることは滅多にありません。
この時期のベルリン・フィルはフルトヴェングラーやヨッフムが指揮して帝国放送局(RRG)に録音を行っていました。
とてもオーソドックスな演奏てす。
クナッパーツブッシュはこの年に55才を迎えます。気力、体力ともに充実していたことはこの録音からもはっきり伺えます。実に引き締まった見事なエロイカがここにあります。
リストもドラマチックで幻想的で美しいクナらしい演奏です。
戦前のベルリンフィルの音が聴けます。