なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

オオハクチョウ手賀沼を飛ぶ

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。

11月15日朝、手賀沼湖面をオオハクチョウが飛んていました。

いよいよ冬鳥の飛来が本格的になってきました。


オオハクチョウは、何処から渡って来るのでしょうか?

ネットの情報で調べてみました。それによれば、

 

東京大学と米国の研究機関の共同調査で、オオハクチョウに衛星発信器を装着して渡りルートを追跡する調査が行われているそうです。

その結果によると、オオハクチョウの故郷は極東ロシアで、伊豆沼・内沼で越冬するオオハクチョウの渡り経路の調査によると、サハリンやアムール川河口,オホーツク海北岸を中継し,コリマ川やインディギルガ川流域の湿地帯で繁殖していることが明らかになっているようです。

 

春の渡りでは,伊豆沼・内沼を出発したオオハクチョウは、86日をかけて3,800kmを移動して繁殖地に到着。秋の渡りでは,繁殖地から伊豆沼・内沼まで54日をかけて3,500kmを移動していることが分かったそうです。

 

手賀沼に来ているオオハクチョウも多分、長い旅をして、たどり着いているのでしょうね!

 

のんびり越冬できるといいですね。

 

 

 

喫茶去

白鳥の歌 について

 

白鳥が死ぬ際に歌を歌うという言い伝えがあって詩人や作曲家の最後の作品を「白鳥の歌」と言います。

シューベルトの『白鳥の歌』はシューベルトの死後に、出版社や友人たちによってまとめられました。
従って、歌曲集ではありますが曲ごとの繋がりはありません。

その歌集の第4曲がセレナーデです。戦前のドイツ映画「わが恋の終わらざるが如く、また、この曲も終わらざるべし」で有名な「未完成交響楽Leise flehen meine lieder」の中でとても効果的に使われ、うっとりとした思い出があります。

タイトルバックの冒頭で「未完成」の出だしに次いで現れる曲が「セレナーデ」です。映画中ではマルタ・エッゲルトにより歌われています。

とても素敵な曲なので聴くことをお勧めします。