上の写真はキヤノンEOS7DマークIIにEF70-200mm F4L IS USM×1.4倍テレコンを装着して手持ち撮影しました。
11月13日暮れなずむ手賀沼湖畔をチッと鳴きながら直線的に飛んていく鳥がいました。
そう、カワセミです。
止まりました。
顔だけ出しています。
少し、そこにいましたが、すぐ、他に飛んて行きました。
明るいうちに食事したいと頑張っているようです。
喫茶去
迎撃ミサイルと我が国の尖閣防衛について
Yahooニュースによれば、イージス艦から日米共同開発の迎撃ミサイルを発射して成功したそうです。
【ワシントン時事】米国防総省ミサイル防衛局は17日、日本と米国が共同開発したイージス艦搭載迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」による大陸間弾道ミサイル(ICBM)迎撃に成功したと発表した。
SM3ブロック2AでのICBM迎撃実験は初めて。
北朝鮮は先月、朝鮮労働党創建75周年を祝賀した軍事パレードで新型ICBMを公開したばかり。米国としては、地上からだけでなく、海上からもICBMを撃ち落とせることを示し、本土防衛能力と抑止力を強化する狙いがある。
同局によると、太平洋のマーシャル諸島クエゼリン環礁にあるミサイル防衛実験施設からICBMに見立てた標的のミサイルが打ち上げられた。ハワイ北東の海域に配置されたイージス艦「ジョン・フィン」は、衛星が探知したICBMの情報を受信。SM3ブロック2Aを発射し、標的を破壊した。
SM3ブロック2Aは米防衛大手レイセオンと三菱重工業が共同開発した。
米国はICBM迎撃用として、地上発射型迎撃ミサイル(GBI)しか保有していなかった。SM3ブロック2Aを迎撃に使えることで、重層的な防衛が可能になる。
(以上)
これは、中国のA2ADにも対応できるのではないでしょうか?
中国は、2000発の中距離弾道ミサイルを日本に、向けているようです。また、中国沿岸に1000発の対艦ミサイルを設置して、1600キロ以内の空母を攻撃できる体制をとっています。
また、2013年に中国人民解放軍は、尖閣諸島を含む南西諸島をミサイル攻撃と海上民兵部隊の急襲によって一気に占拠する短期激烈戦争(ショート・シャープ・ウォー)計画を立案し、その訓練を実施したとの情報がアメリカ国防省からもたらされています。
もはや、空母機動部隊中心の海戦では、なくなっています。
現在は、超限戦、ハイブリッド戦争の世界であり、非戦時での戦争が始まっています。
情報戦争、プロパガンダ、政界、財界、学者、メディアなどの洗脳など何でもありです。
これらの戦いは、あまり経費がかかりません。謀略の世界です。
空母を作るには、莫大な予算が必要てすが、それを沈めるミサイルは、安価です。
高価な空母を安価な潜水艦や対艦ミサイルで攻撃するのが中国領海防衛の基本です。
遼寧や山東などの中国空母は見せかけの空母機動部隊です。大した戦力にはなりません。むしろ、これらの空母機動部隊は、彼らの弱点となります。
それらは、中国海軍のシンボルであり、すぐに轟沈されれば、彼らの虎の子の財産がなくなり、戦意か削がれるのです。
これらの動きの遅い空母機動部隊は、最新のアメリカの攻撃型ミサイル潜水艦の餌食となります。
しかし、中国は、すでに尖閣諸島は、中国の領海とみなしてミサイル防衛の対象としています。
日本は、丸腰で、迎撃する中距離弾道ミサイルを持っていません。我が国の周辺諸国、北朝鮮、韓国、中国、台湾、ロシアはすべて、中距離弾道ミサイルを持っています。
ミサイルの攻防は、攻撃側が、圧倒的に有利です。
ミサイル防衛は、相手が打ったピストルの弾をピストルで撃ち落とすような困難なことです。
このように迎撃ミサイル兵器の開発は、困難で多大な開発予算が必要です。
日本は、憲法改正もできなく、防衛予算も十分でない中、専守防衛に徹するだけでは、ミサイル主流の戦争に対応できません。
他国との同盟や協調がとても大切です。
アメリカは、中国の沿岸の対艦攻撃ミサイルを狙ったトマホーク搭載の高速攻撃型原潜をすでに配備しています。
それでも、中国は、尖閣諸島への実効支配のため連日侵入しています。
読売新聞によれば、2012年度、1000トン以上の船は、日本の海保が50隻、中国が40隻だったのが、2019年度では、中国は130隻に大巾に増強しています。
また、産経新聞によれば、
防衛省は、現在の日本の戦闘機保有数が309機なのに対し、中国は1080機を保有している現状とのことです。
中国と我が国の戦力は、かなりの非対称となっています。
尖閣侵入を許せば、尖閣諸島をミサイル基地化して日本を脅すことが可能になります。日本が中国の属国となる可能性が高まります。
日本は、弾道ミサイルにシージス艦8隻で対応するだけでは、とても無理です。
それでも、SM3ブロック2Aが尖閣防衛に役立てば、いいですね!
アメリカとの安保保障が正常に機能すれば、尖閣防衛は可能です。
産経新聞によれば、
昨年7月に米海兵隊総司令官に就任したバーガー氏は、中国の台頭を踏まえた海兵隊改革を進めている。中国軍が中距離ミサイルを大量配備していることを念頭に、沖縄県など島嶼部にミサイル能力を備えた小規模部隊を分散展開し、中国軍に対抗する構想を描く。
とのことです。
参考:A2AD ウィキペディアの説明
接近阻止・領域拒否(英語: Anti-Access/Area Denial, A2/AD)は、中国人民解放軍の海上軍事戦略に対するアメリカ合衆国での名称。米中間における軍事的衝突の潜在的可能性を考慮したものとなっている。