なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

甘田のチュウヒ 歳末玉手箱 狩りをするチュウヒ


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上の写真は、キヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMに1.4倍のテレコンを装着し640mm側で手持ち撮影しました。

12月6日稲敷市甘田の電線の上をチュウヒが飛んでいました。

今シーズン初撮りですが、距離が遠過ぎで残念でした。

 

喫茶去

祝 はやぶさ

サンブル・リターンについて


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写真:JAXA資料より作成

 

小出力のイオンエンジンを使って、世界初の惑星間往復を確立した画期的技術は、次世代エネルギー利用のリチウム蓄電池の技術や次世代通信6Gの技術とともに、

日本が世界をリードする技術です。

技術立国、日本の輝かしい明るい未来を感じます。

 

はやぶさ2の成果の解説を以下に記載します。

 

ポール・リンコン科学編集長、BBCニュース・ウェブサイトより

 

日本の宇宙航空研究開発機構JAXA)は6日未明、探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウ」で採取した岩石などを載せたカプセルを、オーストラリアで発見したと発表した。


カプセルは、同国南オーストラリア州のウーメラ砂漠に、パラシュートで着地した。
はやぶさ2」は2014年に打ち上げられ、2018年にリュウグウに到着。1年以上リュウグウを調査し、2度の着陸で岩石を採取した。その後、昨年11月にリュウグウを離れ、1年以上かけて地球へと戻ってきた。
カプセルは探査機から分離した後、大気圏に突入した。
5日には、カプセルが火球となって、オーストラリアのクーバーペディ地域上空を飛ぶ姿が目撃された。
秒速11キロで地球に突入したカプセルは、パラシュートを展開してゆっくりと降下。カプセルはその後、ビーコン電波を発して着地地点を知らせた。

カプセルの探索はオーストラリア空軍の協力を受けながら、ビーコン受信設備を載せたヘリコプターで行われた。午前6時23分、回収作業が開始された。
重さ16キロのカプセルは現在、現地本部の「簡易調査施設」に運ばれた。今後、日本に空輸され、神奈川県相模原市にあるJAXAの施設で分析・保管される。
この計画は、リュウグウから100ミリグラム以上のサンプルを採取するのが目的だった。
ベルファスト・クイーン大学のアラン・フィッツシモンズ教授は、「このサンプルによって太陽系の歴史だけでなく、この物質そのものについても、すごくたくさんのことが分かるはずだ」と語った。
リュウグウなどの小惑星は、太陽系を形成した物質がそのまま残ったものとされる。地球などの惑星を作ったものと同じ物質でできているが、惑星にはならなかった。
ロンドン自然史博物館で惑星物質グループを主導するサラ・ラッセル教授は、「リュウグウのような小惑星のサンプル採取は、この分野では非常にわくわくするニュースだ。リュウグウはとても古い岩でできている考えられており、どのように太陽系が作られたかを教えてくれるはずだ」と説明した。
地球の水の起源
リュウグウのサンプルからは、原始の地球に、生命に必要な物質や水がどのようにもたらされたのかも分かるかもしれない。
地球に存在する水の大半は、太陽系の初期、すい星によって運ばれてきたと長い間考えられてきた。しかしフィッツシモンズ教授によると、すい星に含まれる水の含有物と、地球の海水の含有物が異なる場合もあるという。
一方で、太陽系外の小惑星に含まれる水の構成が、地球の水と似ていることもある。リュウグウは現在の地球に近い軌道に乗る前、こうした冷たい場所からやってきたと考えられている。
「我々はこれまでずっと、初期太陽系の地球に水を運んだのはすい星だろうと思っていたが、もしかすると、もっと地球の近くにある、原始的で岩石ばかりの小惑星に注目するべきだったたかもしれない」とフィッツシモンズ教授は語った。
リュウグウのサンプルで、その点についてもじっくり慎重に調べることになる」


はやぶさ2」は地球の上空20万メートルの地点でカプセルを分離。カプセルは火球となって大気圏に突入したあと、上空1万メートル付近でパラシュートを展開。同時にシールド部分が外れた。その後、カプセルはゆっくりと着地した。

 

歳末玉手箱 狩りをするチュウヒ

1912年12月に霞ヶ浦付近の西の洲で撮影したチュウヒです。

狸を取り損なったチュウヒです。

下から4番目に逃げる狸が写っています。