なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

モミジ紅葉 歳末玉手箱 飛ぶウスハイイロチュウヒ

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上の写真はキヤノンEOS7DマークIIにEF70-200mm F4L IS USMを装着して手持ち撮影しました。

12月12日の朝、北柏ふるさと公園。のモミジの紅葉です。

 

歳末玉手箱

珍鳥ウスハイイロチュウヒ飛翔

 

2009年撮影のウスハイイロチュウヒ(手賀沼)

ウスハイイロチュウヒは、東欧から中央アジアにかけて繁殖し、アフリカ、インド、中国東南部で越冬するそうです。


わが国には迷鳥として3例記録があります。

 

この写真の撮影日、撮影者は、100人以上、手賀川の我孫子側の道路に一直線に並んで、ウスハイイロチュウヒの出現を待っていました。

 

この日、飛翔姿を撮影できた人は、私を含めて3人だったと記憶しています。私が最初で、その隣りとその隣りの3人だけしか撮影できませんでした。

 

ウスハイイロチュウヒは、超低空を飛び、土と同系色なのでよほど近くに来ないと来たことが判りません。

私の右隣りの人が最初に見つけ、「出た」と言いました。

その時、ウスハイイロチュウヒは、既に私の眼前を通り過ぎようとしていました。

 

私は、咄嗟に撮影しましたが、最初に見つけた人は、撮影できませんでした。

 

3人目の撮影者は、既に後ろ姿でした。

 

とても幸運だったことを記憶しています。

 

この鷹は、1〜2ヶ月月くらい、この付近で撮影されています。

 

撮影できた、ほとんとの写真は、静止写真です。

 

当時、北海道から九州まで日本中からカメラマンがこの地に撮影に来ました。凄い数でした。

 

ウィキペディアによれば

日本では、2008年10月に静岡県袋井市で幼鳥雌と思われる個体が撮影され初記録となる。同年12月に幼鳥雄が千葉県で観察・撮影されている。(筆者注:この個体がこの写真)

2010年10月にも京都府巨椋池干拓地で、観察・撮影されている。