なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2021年初撮り 正月二日の手賀沼の飛ぶコミミズク 新春お年玉 珍鳥キバラガラ


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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。

令和3年丑(うし)、正月2日手賀沼周辺のコミミズクを撮影に行って来ました。

今年の初撮りです。

今年も手賀沼のコミミズクを撮影することが、できました。


午後2時過ぎには、5〜60人のカメラマンが既に現地に待機していました。


最近は、手賀沼のコミミズクは、良く知られているようで、私の知らないカメラマンばかりでした。


2時間近く水路の橋の上で待っていると、4時すぎに、最後の残照に照らされた飛ぶコミミズクを撮影することができました。


残照にコミミズクの白い羽が美しく輝いて、とても綺麗でした。


すぐに暗くなったので、とてもラッキーでした。


「こいつぁ春から縁起がいいわえ!」


コミミズクは渡りをする鳥で日本には冬鳥として、シベリアや中国から日本各地に飛来するようです。

私たちがコミミズクを観察する時は、低空飛行するコミミズクを多く見るので、大空高く飛ぶコミミズクには気付かないことが多いのですが、渡り鳥としての彼らは、海上を渡るときは海上上空を飛んでくるので大空を飛ぶのも不思議ではなさそうです。

 

新春お年玉

珍鳥キバラガラ


2016年に銚子の海岸に飛来した珍鳥キバラガラです。

キバラガラは中国固有のスズメ目シジュウカラ科の鳥で、黄色い腹が特徴で全長10センチほどの小さな鳥です。
日本では2009年9月福岡で、2010年4月舳倉島、大阪では2012年12月に撮影されているとのことです。

銚子では、2016年12月の他、2020年の12月にも飛来したようです。