なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

畦道を歩くツグミ

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF200mm F2.8L USMを装着し手持ち撮影しました。

1月31日中沼田の畦道をツグミが歩いていました。

ツグミは両足を揃えて数歩ピョンピョンと歩いては立ち止まり、胸をそらしては静止するという独特のポーズをします。

これは餌を探している時に見られる動作で、周囲の安全を確認するために立ち止るようです。

地面を跳ねるように飛んでエサを採る格好から、昔は鳥馬(ちょうま)と呼ばれていたとのことです。

氷る畦
  ゆらぐと見るや
       鶫居り

     水原秋櫻子

喫茶去
写経 般若心経(はんにゃしんぎょう)の功徳(くどく)

最近、般若心経の写経を初めました。写経セットをAmazonで買って、ペンでなぞるだけです。

ペン習字の練習とボケ封じのつもりで始めました。

ところで、一般に私達の理解している仏教は、お釈迦さんの教えでしょうか?

正解は、違います。

般若心経も法華経大乗仏教のお経でお釈迦さんの教えでは、ありません。

大乗仏教は、お釈迦さんの教えを超えて行こうと、お釈迦さんの教えを否定して昇華した教えなのです。

そこには、空(くう)という実体のない概念を導入しています。龍樹(りゅうじゅ)の中論(ちゅうろん)の世界です。八不(はっぷ)の世界です。

不生亦不滅 不常亦不断

不一亦不異 不来亦不去

能説是因縁 善滅諸戯論

我稽首礼仏 諸説中第一


以下 
鳩摩羅什(くまらじゅう)訳


生ずることなく滅することなく、常ならず断ならず、

一ならず異ならず、来ることなく去ることなし。

よくこの因縁を説き、善くもろもろの戯論を滅したる、

説者中の第一人者たるブッダに我は稽首す。



色即是空空即是色の世界です。

お釈迦さんの教えは、原始仏教と言われたり、上座部仏教(昔は小乗仏教)と言われたりしています。

ニカーヤの世界です。阿含経典群です。ダンマパダ、スッタニパータの世界です。

般若心経の仏教は、出家しなくても良く、修行しなくても成仏できます。しかも、真言を唱えて不思議な力で救済してもらえます。

とても、易行の大乗仏教の教えてす。

ですから、写経による功徳も期待できます。

私は、写経しながら、弘法大師の般若心経秘鍵のマントラを信じてギャディ以下の真言を唱えて、功徳を願っています。