なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

枯れ草の中で微睡むコブハクチョウ

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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF200mm F2.8L USMを装着し手持ち撮影しました。

1月31日下沼田付近の休耕田で休んでいるコブハクチョウです。

風の寒さが身にしみるのを避けて休んているようです。

ウィキペディアによれば

コブハクチョウは、ハクチョウの中でも優雅な姿が好まれ、古代ローマの頃から飼育が始まっていたそうです。

中世では「王の鳥」と讃えられ、西洋では古来より「ハクチョウが鳴き声を上げるのは死期が迫った時だけ」と言う俗信があり(スワン・ソング (伝承))、本種はそれに因んでMute(無音)と名付けられました。

イギリスでは伝統的に、高級料理としてハクチョウの肉が供されていて、12世紀にはイングランドに生息するハクチョウは全て王家の財産とする法律が成立し、ハクチョウを傷つけた者は反逆罪に問われたようです。

この法律は現在でもイギリス王室に引き継がれており、イギリス国内のコブハクチョウを含む野生のハクチョウは、すべて王室の所有物とされているとのことです。

コブハクチョウをハカにできませんね!

 

喫茶去

唱歌・童謡物語を読む


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読売新聞文化部の唱歌・童謡 ものがたり (岩波現代文庫)

「赤とんぼ」「浜辺の歌」「かあさんの歌」….長く愛唱されてきた歌はどのように生まれ,時代の波にどのように洗われてきたか.作詞者,作曲者にはどんな人生のドラマがあったか.誕生の地,ゆかりの地を全国に訪ね,胸にしみる数々の逸話を掘り起こす.いま静かなブームを呼んでいる唱歌・童謡の世界を深く楽しむ上で最適の本.

◆編集部より


本書は1996年6月2日から99年3月まで142回にわたり読売新聞日曜版に連載された「うた物語――唱歌・童謡」を単行本化し,大きな反響を得たものです.

子どものために作られた近代日本の歌の中には,いまだに長い生命を保って愛唱される曲が少なくありません.それら唱歌・童謡の成立事情とその後の軌跡をたどり,作詞家・作曲家さらには歌手をめぐる興味深いエピソードを発掘しました.新聞社ならではの大がかりな取材体制によって,名曲誕生の舞台やゆかりの地を全国各地に訪ね,作詞・作曲にたずさわった本人や遺族,関係者の証言を交えつつ,広く親しまれてきた歌にまつわる人間的なドラマを浮き彫りにします.

 

私は唱歌・童謡が大好きです。

この本は、ずいぶん前に買って、いつも手に届くところにおいてあります。今日は、早春賦のところを読みました。

この歌にも様々な人生が絡みついています。

内容を読んだら、一層この歌が好きになりました。

唱歌・童謡は、時代を超えた懐かしさを感じます。