なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

枯れ枝にとまるエナガ


f:id:digibirds:20210207123059j:image
f:id:digibirds:20210207123453j:image
f:id:digibirds:20210207123506j:image
f:id:digibirds:20210207123906j:image

上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF200mm F2.8L USMを装着し手持ち撮影しました。

2月6日の午後、坂田が池のほとりの道から、とても小さな鳥が茂みに隠れました。

その近くを見てみると、その仲間の小鳥が何羽も蠢いています。

 

一斉に枯れ枝にとまりました。

 

とっさにカメラのファインダーから覗いてみると、エナガです。

 

一羽だけ撮影できました。

 

長い尾羽と小さな嘴の可愛い小鳥が「エナガ」です。

その語源は、エナガを柄杓(ひしゃく)に見立て、長い尾はその柄にたとえたものです。

留鳥として九州以北に分布し、平地から山地の林に棲息します。

冬季はシジュウカラ類と混群を形成し、都市公園の林でも見られます。

 

喫茶去

鮫島有美子歌唱

ヨーロッパの歌曲を聴く


f:id:digibirds:20210207174028j:image

ローレライ~ヨーロッパ愛唱歌

別れ(ドイツ民謡)
ターラウのエンヒェン(ジルヒャー)
暗路(ライン)
ああ麗しきベルメランド(スウェーデン民謡)
夜のごとく静かに(ボーム)
故郷を離るる歌(ドイツ民謡)
野ばら(ヴェルナー)
ユモレスク(ドヴォルザーク
再び(サリヴァン
アズラオ(オヴァーレ)
追憶(スペイン民謡)
真実の愛(ドイツ民謡)
ローレライ(ジルヒャー)
ジュ・トゥ・ヴ(サティ)
エレジー(マスネ)
夜の調べ(グノー)
アヴェ・マリア(バッハ~グノー)
別れの曲(ショパン
ジプシーの歌(センティルマイ)
愛の小径(プーランク

鮫島有美子(ソプラノ)
ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)

録音:1987年4月 日野市民会館

歌詞付
レコード芸術推薦

気品あふれた自然体の歌唱の「日本の歌」の数々で、多くのリスナーに支持された鮫島有美子。ここに聴かれるヨーロッパの愛唱歌は、いずれも日本でよく知られたものばかり。定評のある美しい日本語に原語歌唱を織り交ぜながら、鮫島が、ありふれたこれらの歌に新鮮な輝きをあたえています。芸術的な表現意欲と平易さ・親しみやすさが、高い次元で手を結んだ、鮫島らしい名アルバムです。

 

私はドイツ歌曲か好きです。日本語の歌唱が気にいっています。

ローレライが良いですね。

 

ローレライ

作詞:Heinrich Heine、作曲:Friedrich P. Silcher
日本語詞:近藤朔風
 

1 なじかは知らねど 

  心わびて
  昔の伝説(つたえ)は

  そぞろ身にしむ
  寥(さび)しく暮れゆく 

  ライン  の 流れ
  入日に山々 あかく映ゆる

2 美し少女(おとめ)の 

  巖頭(いわお)に立ちて
  黄金(こがね)の櫛とり 

  髪のみだれを
  梳(す)きつつ口吟(くちずさ)

  む 歌の声の
  神怪(くすし)き魔力(ちから)

  に 魂(たま)もまよう

3 漕ぎゆく舟びと 歌に憧れ
  岩根も見やらず 仰げばやがて
  浪間に沈むる ひとも舟も
  神怪(くすし)き魔歌

 (まがうた)謡(うた)うローレライ