なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

タヒバリ

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1月12日下沼田のあぜ道いいたタヒバリです。

タヒバリは、胸の模様や全体の色彩に個体差が大きいし、よく似たビンズイとの違いの一つに、頭の色があります。タヒバリは褐色の生地に黒い縦線が何本も入りますが、ビンズイはこの黒い縦線の間に白い生地が覗きます。目の後ろの白点以外の識別ポイントです。

タヒバリは、この付近で冬によく見かけます。

「畦雲雀 夕波あかりに 見えにけり」

     中村草田男

 

コクマルガラス?

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中沼田の田圃で1月6日朝撮影しました。

ミヤマガラスの群れの中のコクマルガラス暗色型。

飛んでるカラスと真ん中のカラスがコクマルガラスのようです。

コクマルガラスは、暗色型の淡色型の二種類があります。

このうち、ミヤマガラスと似ているのは暗色型になります。 淡色型のコクマルガラスは白と黒の体から「パンダガラス」とも呼ばれ、ミヤマガラスとの識別は容易です。ミヤマガラスの群れからコクマルガラスを探す際は、白色が目立って見つけやすいこの淡色型を探してみるといいでしょう。 ミヤマガラスと暗色型のコクマルガラスは一見すると全身が黒色で非常によく似ていますが、コクマルガラスはよく見ると目の後ろの辺りが灰色がかっています。