なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

モズ(百舌)の高鳴き

モズは秋から冬にかけて雄も雌もそれぞれが縄張りを持って生活します。9月から10月頃によく聞かれるモズの高鳴きは、その縄張り宣言です。モズは、厳しい縄張り争いをする孤独な鳥です。今日も、モズが声高らかに縄張り宣言してました。百舌の高鳴きから7…

鵙(もず)啼くや一番高い木のさきに

日中は、日差しが強く、汗ばむくらいでも、朝晩はぐっと冷え込むような寒さを「そぞろ寒」というそうです。そんな時、チュン、キチキチキチとモズの高鳴きが聞こえてきます。今秋、初撮りのモズ♂です。 「鵙(もず)啼くや一番高い木のさきに」(正岡子規)

干潟のコチドリ

コチドリは、日本のチドリ科で最少の鳥です。先日掲載したオオチドリより6センチくらい小さくて16センチくらいの大きさです。このコチドリは、餌を探して干潟をチョコチョコ動き回ります。不規則な動きを繰り返す、まさに文字どうり千鳥足の動きでした。 …

ヒツジグサ(未草)

暗い茂みを通り抜けるとスポットライトが白い睡蓮に中っていました。睡蓮は午後2時ころ羊時に咲く花といわれ、ヒツジグサ(未草)と呼ばれます。俳句では、夏の季語ですが、秋に見ても印象的でした。

珍鳥オオチドリ

オオチドリは、日本には、まれな旅鳥として飛来する鳥とのこと。背のひくい草地、畑など乾燥した場所で見られるそうです。台風の後でたまたま近所に来ているので、撮ってきました。夏羽のほうがきれいですが、こちらは、冬羽です。

彼岸花

彼岸の頃、いつも咲く花で、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれます。今年も道端に咲いてます。 「曼珠沙華あつけらかんと道の端」(夏目漱石)

鳰の浮巣(におのうきす、にほのうきす)

鳰は、カイツブリの古名です。台風15号通過後のカイツブリの浮巣です。 「流さるヽ浮巣に鳰の声悲し( 正岡子規) 」とならずに、耐えたカイツブリの親子に祝福あらんことを・・・

ノシメトンボ

赤とんぼの一種でアキアカネと勢力は2分するといわれていますが、最近は、圧倒的にノシメトンボが優勢と思います。今、至る所で♂♀がくっついて飛んでいます。

誤解のクマバチ

「ブンブンブン蜂が飛ぶ。」・・・ ネットでしらべてみると「大型であるためによく危険なハチだと誤解されることがあるが、似た体長のスズメバチとの混同がさらなる誤解を招いている。スズメバチの黄色と黒の縞とは全く異なった体色であるため外見上で取り違…

ツクツクボウシ

ツクツクボウシの鳴き声が日増しに大きく聞こえてきます。夏の終わりを告げているようです。暑い夏もようやくその幕を閉じようとしています。

ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉)

赤トンボには、赤いいろんな種類のトンボがあるようです。子供の頃よく見たアカトンボは、アキアカネのようです。より赤い真っ赤なナツアカネのようなトンボに出会いました。羽の付け根も赤いのでショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉) のようです。猩猩は、酒好き…

クロアゲハ

クロアゲハが、ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)の植栽の上を飛んでいました。この時期には、羽は、傷んで可哀想な状態です。それでも健気に飛んで、残り少ない命を懸命に生きようとがんばっています。

干潟のアオサギ

9月になっても真夏の暑さが続いています。この暑さにもかかわらず、アオサギは、軽やかに干潟を飛んでいます。この元気にあやかりたいものです。

シルエットのカワセミ

チッと鳴いてカワセミが飛んできました。草の端にうまく止まり、魚を狙い始めましたが、すぐに諦めて飛んでいってしまいました。ほんの一時のことでした。

チュウシャクシギのダンス

2羽のチュウシャクシギが干潟を歩いていました。干潟の小さな流れに入って、水浴びを始めました。それが終わると突然立ち上がり、羽ばたき始めました。羽を乾かしているのでしょうか?旅の疲れを落としているのでしょうか?ダンスをしているように見えまし…

メダイチドリ

干潮になると、干潟の面積が広がっていきます。そんな時、背が高くないチドリやシギが現れます。メダイチドリも干潟を忙しそうに歩き回っていました。 、

カイツブリ

水かさが増しても潜るのが得意なカイツブリは、平気です。スイスイ泳いで元気に動き回っていました。

アオアシシギ

オオタカ幼鳥が狙っている時、仲良く食餌しているアオアシシギです。気がついていないのか?平気なのか?不明です。

葛西臨海公園のオオタカの幼鳥

夏の気配が日増しに薄くなっているこの時期に、オオタカの幼鳥が、葛西臨海公園に姿を現しています。木陰から水鳥を狙いますが、体の大きいダイサギやアオアシシギは、気づいていないのか、幼鳥と侮っているのか分かりませんが、逃げません。ついにオオタカ…

秋のカワセミ

川べりの草むらにカワセミが飛んできました。魚を狙っているのですが、秋だけに、なにか物思いにふけっているようにも見えました。

名残のセミ

騒がしかったセミの鳴き声もようやくまばらとなりました。ふと、見上げると、チョット小さめのアブラゼミが見つかりました。鳴いていません。夏の終わりを感じました。 、

白露の頃のセイタカシギ

「陰気ようやく重なり、露凝(こご)って白し。」朝晩は、少し涼しく,秋めいてきました。セイタカシギが岩のむこうで食餌していました。

ゴイサギ幼鳥

アカガシラサギ、ササゴイのいた場所にゴイサギの幼鳥もいました。ゴイサギの幼鳥は、1羽だけでなく仲間と一緒にいつもこの辺にいるので、アカガシラやササゴイと競合しないで餌場を自在に動いていました。

ササゴイ幼鳥

アカガシラサギの幼鳥のいた同じ場所にササゴイの幼鳥もいました。2羽が遭遇すると、えさ場の取りあいで争った結果、ササゴイが、追い出されました。この写真は、追い出される前の写真です。

アカガシラサギ幼鳥

アカガシラサギの幼鳥が餌を求めて水辺にやってきました。アオサギやダイサギの競争相手が傍にいるので茂みからなかなか出てきません。やっと出てきたところを撮りました。

ソリハシシギ

台風12号のもたらした、豪雨により干潟の水位がとても高いためシギ・チは、何時もの場所には、見られず、水位が低い場所で餌を探しています。

ホシガラス

9月の野鳥カレンダーにホシガラスが掲載されていたので、私が撮ったホシガラスの写真を4枚掲載します。ホシガラスは、亜高山帯の針葉樹林に住んでいる留鳥なのでどの月でもよいのかもしれません。

トウネン着地

トウネンの小さな群れが飛んできました。干潟のおもいおもいの場所にそれぞれ着地していました。

ウミネコ飛翔

干潟をウミネコが元気に飛んでいました。

ショウドウツバメの写真記事

8月26日のブログに掲載したショウドウツバメの写真記事が読売新聞2011年8月28日の朝刊に掲載されましたので報告いたします。説明文はプロの方の解説です。流石に、ショウドウツバメの名前の由来がよくわかる名解説ですね。名前の由来は、漢字で小…