なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

戦場ヶ原のノビタキ

草原の鳥ノビタキは、戦場ヶ原の景色にマッチする鳥のように思います。5月初旬から9月末ころまでこの草原で過ごすようです。戦場ヶ原自然研究路の木道から見るノビタキは、男体山を借景としたノビタキ、戦場ヶ原の低木のノビタキと、いい雰囲気を醸し出し…

渓流のオシドリ

奥日光の湯滝を流れ落ちる水は、湯川となって戦場ヶ原を経て中禅寺湖に注ぎます。この湯川の原生林の渓流に、カワガラス、ミソザザイ、オシドリがいました。飾り物のような雄のオシドリも都市公園で見るのと異なり、生き生きして見えます。湯川には、多くの…

奥日光のミソサザイ

奥日光湯滝付近の渓流で、ミソサザイが囀っています。このミソサザイは、苔を咥えて岸のくぼみに入っていきます。巣作りをしているようです。ミソサザイは雄が巣の外装を作り、雌を呼び寄せて、雌が巣の内装を作って産卵するようです。短い尾を立てて、全身…

日光戦場ヶ原のアカゲラ

戦場ヶ原の木道を歩いていると、あちこちでアカケラを見かけました。子育て中のアカゲラもいて、林の木々の間を飛び回って餌を採りながら、できたばかりの新居の巣穴に入ります。一旦入ると、なかなか出てきません。抱卵中かもしれません。この季節は、キツ…

ツバメの雛たち

今年も近所の事務所の軒先にツバメが営巣しています。親の羽音が聞こえると一斉に黄色の嘴を巣の上に現します。大きな口をおもいっきり広げて餌をねだります。ここにも生存競争の厳しさを見ることができます。

コブハクチョウの子供たち

手賀沼公園のコブハクチョウの親子です。今年は、5羽すくすくと育ちました。親について泳いでいます。岸に上がると疲れているのか寝ている子供もいます。また、羽は小さくてとても可愛いですね。

山荘のゴジュウカラ

餌台にゴジュウカラが頻繁にやってきています。逆さになって木を下ることができる鋭い足の爪をもつゴジュウカラ。足の爪が餌台の木に食い込んでいます。餌台近くの木に営巣しているようです。食べ盛りの雛のために親鳥は忙しく働いています。親の美しい愛情…

林道のメボソムシクイ

初夏の信州の林道の木々の間から鳥の鳴き声が聞こえてきました。チョリチョリチョリチョリと鳴いています。木々の間を飛び跳ねています。ウグイスに似ている。メボソムシクイのようです。2羽いるようです。ちょこまかしてなかなか落ち着きません。ようやく…

渓川(たにがわ)のコマドリ

信州の山の中、コマドリの声が聞こえてきました。コマドリは、雄も雌も近くににいるようです。飛び跳ねたり、苔の上を歩いたり、忙しそうに動き回っています。コマドリの綺麗な鳴き声は、ピッヒャララララ・ピンッカララララと馬のいななきと似ています。そ…

山荘のアカゲラ

信州へ行ってきました。山荘の庭の金網の中に、脂肪の塊と肉が置いてあります。アカゲラがこれを食べにやってきます。今朝も5時ころにやってきました。アカゲラは、柱にしがみついて食べはじめました。美味しそうに食べていました。

水田のムナグロ

ムナグロの大群も水田にやってきました。すっかり夏羽になったムナグロと、夏羽になる途中のムラグロがいます。畦道で一本足になって休んでいるムナグロもいます。5月の水田はシギやチドリの採食場所です。

水田のキョウジョシギ

大群のキョウジョシギが今年も水田にやってきました。水田の中を歩き回り採食しています。風の強い中でも負けないで頑張っていました。

水田のチュウシャクシギ

田植のころシギたちが。渡ってきます。短期間の滞在ですが、季節を感じさせてくれます。 チュウシャクシギも小さな群れでやってきました。すこし大き目のシギなので風の強い日は、大変そうです。

田圃のホオジロ

ホオジロが田圃にふわりと降りてきました。小粒の種子をせっせと拾って食べているようです。スズメかと思ったら、少し大きくて尾羽が長い。こちらに気付いたのかチ・チと鳴いて飛んでゆきました。「高槻(たかつき)のこずえにありて頬白(ほおじろ)のさえ…

カエルを捕えるチュウサギ

水田に数羽のチュウウサギがいました。頭を下げて何かを探しています。嘴の先に蠢くものが・・・どうもカエルのようです。少しもてあましていましたが、飲み込んでしまいました。食べ終わると、カメラに気付いたのか、飛び去ってしまいました。

干潟のハマシギ

ハマシギは、群れになって干潟でよく見かける小型のシギです。5月頃の夏羽は、背面は、赤味がかった褐色で腹部に黒い紋があります。いつも群れていて数十羽や百羽くらいの群れによく出会います。地上ではピィー・ピィーとよく鳴いています。

オオハシシギとアオアシシギ

オオハシシギの夏羽は全身が赤茶色になってよく目立ちます。アオアシシギは、よく見かける中型のシギで足は、青緑色なのですが、よほど光線の状態が良くないとはっきりしません。喧嘩もしないで、のんびりしているようにみえました。

珍鳥ミヤコドリ

BIRDER[2009年4月号)に掲載の1957年10月7日千葉県浦安で撮影された写真(撮影:故高野伸二氏)を見たことがあります。その記事の中に「ダイシャクシギやホウロクシギの群れに1羽のミヤコドリ 生涯二度と見られないと思われた。」と書かれています。このミ…

干潟のコアジサシ

干潟にコアジサシがやってきました。干潮になって海面が引いてゆきますと、ミヤコドリやハマシギなどが、競って、現れたばかりの干潟にやってきます。コアジサシはそれよりすこし遅れて干潟に到着しました。絶滅が危惧されている鳥なので、今年も、この近く…

ツルシギ

ツルシギは、春と秋に渡来する旅鳥で、よく見かけます。嘴や首、脚が長く脚は、赤味の強い橙色です。夏羽は、全体が黒くなりとても美しいのですが、残念ながらこの写真は、まだ冬羽のままです。

干潟のセイタカシギ

セイタカシギが干潟を歩いています。脚が長いのに浅瀬を歩いています。ここに餌が多いのでしょうか?この鳥はいつ見ても、姿が美しいシギですね。

キジのほろ打ち

雌のキジを雄が追いかけています。雌との距離が縮まったのですが、未だ、受け入れてはもらえません。雄は畦道に立ち止り、ケーン・ケーンと2度鳴きました。その後、ドードーと音をたてながら、羽ばたきました。キジの「ほろ打ち」です。雌へのアッピールと…

恋の季節ーキジの雌

春はキジの恋の季節です。この雌のキジは、雄のキジからのプロポーズを待っているのでしょうか? 近くにいるキジの雌は、雄のキジからプロポーズをうけているようです。(明日のブログに掲載予定)田圃の畦道を漫ろに歩いています。このキジの雌は、とてもチ…

夏羽のユリカモメ

夏羽のユリカモメは、顔に黒いお面をかぶったようになって、白黒の目立つ姿になります。我孫子のユリカモメは、春の渡りの時期が早いので、冬羽のままで去ってしまいます。そのため、干潟で夏羽のユリカモメを見ると新鮮な感じがします。

干潟のソリハシシギ

ソリハシシギが、干潟を歩いています。その脚の動きはまるで酔歩(ランダム・ウオーク)のようです。予想のつかない歩き方です。この動きを見ていると、ノーベル経済学賞のことを思い出しました。 酔歩の運動を分析することにより、伊藤の補題(伊藤のレンマ…

ダイゼン(冬羽)

夏羽のダイゼンが多い中にまだ冬羽のダイゼンも残っています。ところで、ダイゼンは、変な名前と思いませんか?調べてみると、昔、宮内省に大膳織(だいぜんしき)という職名があって、ダイゼンは、美味なので天皇や臣下の食膳によくつかわれたため大膳の名…

干潟のダイゼン

干潟を単独行動で動き回るダイゼンを見つけました。白い襟巻をしたようなダイゼンの白黒の姿は、かなりめだちます。歩いては立ち止り嘴を砂に突っ込んでゴカイなどを採食しています。

干潟のオグロシギ

久しぶりにオグロシギに会えました。干潟で夢中になって採食していました。うろうろ歩きながら砂に長い嘴を突っ込んでいます。近くに人が来ても平気です。

新緑の中のエナガ

ゴールデン・ウィークの晴れの朝、新緑の林の中を2羽の小さな鳥が鳴きながら飛びはねています。近くの梢にとまりました。可愛いエナガの小さな嘴と綿にくるまれたような「ふさふさ」のぬいぐるみのような姿と長い尾が眼前に現れました。緑の葉っぱを額縁と…