なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

オオタカ成鳥

昨日のブログのサシバの写真5枚中2枚が、「オオタカの成鳥では、ないか?」とのご指摘がありました。撮影旅行の直前なので、とりあえず、サシバのブログの写真2枚を削除しました。早起きして、検討した結果「オオタカの成鳥」として、ここに再掲します。

鳴きながら飛んで行った里山の鷹(たか)ーサシバ

(このブログの最後に「おしらせ」がありますので、お読みください。)午後から気温が急上昇して、とても暑い日になりました。5月に近いこの時期、かなり、日が延びて、4時を過ぎてもまだ、暗くなりません。ピクイィー、ピクイィーと、けたたましい鳴き声…

我が家の牡丹(ぼたん)

我が家の牡丹が、ほぼ満開になりました。いつも日陰の場所なのに、毎年、大輪の花を咲かせてくれます。 いつもは、この花が咲くと、本格的な春を感じるのですが、今年は、気温の変化が厳しくて、とても寒い日もあるので、安心できません。それでも、この大輪…

春のタシギ

タシギが、餌をさがして、水辺をうろついています。ミミズなどをさがして、長いくちばしで泥の中を探っているようです。タシギは、冬鳥または、旅鳥で、全国の水田、湿地、沼地で、5月ころまで見れるようです。 閑話休題ー恩師の思い出 私は算数が苦手(に…

カワセミの飛び込み

先日のブログで、オスのカワセミが、魚をプレゼントしている写真を掲載しました。 実は、オスのカワセミが、メスのカワセミに近い場所で、事前に、池に飛び込んで、魚とりをしていました。カワセミは、スズメくらいの大きさで、素早く、直線的に飛ぶので、遠…

タチツボスミレ

タチツボスミレ(立坪菫)は、ごく身近に見られるスミレです。丸い葉と立ち上がる茎が特徴のタチツボスミレが、ひっそりと、可憐(かれん)に咲いていたので、撮影してみました。 閑話休題ー「宝塚歌劇」をつくった人について 「すみれの花咲く頃」の歌で思…

満開のしゃくなげ

我孫子駅南口の街路(がいろ)の同じ植え込みの中に、多くの「つつじ」と、多くの「石楠花(しゃくなげ)」が植えてあります。毎年この時期に花を咲かせるのですが、今年は、少し早いようです。今、どちらも満開で、通行人の目を和(なご)ませています。 閑…

藤の花

藤棚にたれ下っている、藤の花の房の成長が、この寒さで遅れているようです。写真に撮れそうな、よく咲いてる房は、ほとんどありません。やっと捜しても鮮やかな紫(むらさき)色ではなく、やや薄い感じです。5月ころ満開になるのでしょうか?この写真は、…

藤の季節ー藤の枝に魚をくわえたカワセミが

すこし花冷えのする今日この頃ですが、藤がその長い房の根本から開花させはじめました。さきっぽの花は、まだまだ小さいのですが、「藤の季節」が始まりました。カワセミも「恋の季節」なので、オスはメスへのプレゼント用の魚を捕るのに忙しい季節です。藤…

恋の季節ー魚をプレゼントするカワセミ♂

カワセミのメスが飛んできて、枝にとまって、キョロキョロしています。その下の枝に魚をくわえたカワセミのオスが飛んできました。オスのカワセミは、下の枝からメスのいる枝に飛び移りました。メスのカワセミは、つばさを下げて細かくふるわせながら、大き…

谷津干潟のメダイチドリ

干潟の水際にメダイチドリがチョコ、チョコ歩いています。春の渡りの途中で日本を訪れてオレンジ色の夏羽を見せてくれます。ゴカイや甲殻類を食べているようです。時々立ち止まり、片足で地面をたたいて獲物を追い出したりしています。 閑話休題ー 而今(に…

オオソリハシシギの着地

谷津干潟の潮が徐々に引き始め、干潟の面積がだんだん大きくなってくると、それを待ちかねたように多くのシギたちが飛来して干潟に着地します。オオソリハシシギの2〜3羽の小さな群れが飛んできて、干潟に降りました。3番目に飛んできたオオソリハシシギ…

ホウロクシギとユリカモメ

ホウロクシギが、カニを何度も食べているのを、ユリカモメたちが上空からしっかり見ていました。ユリカモメたちはその「おこぼれ」にあずかろうと、ホウロクシギの周(まわ)りに集まり始めました。頭部の白い冬羽のユリカモメと頭部の黒い夏羽のユリカモメ…

夏羽のオオソリハシシギ

オオソリハシシギは、ハトより少し大きくて、クチバシが大きく反(そ)り返(かえ)っている、大型のシギで、環境省第4次レッドリスト(2012)の絶滅危惧2類に指定されている貴重なシギです。成鳥夏羽の雄は、顔から腹にかけての体の下面が赤褐色で、かなり…

ハマシギの群れ

日本に渡来するほとんどのシギは、シベリアで初夏にヒナを育てて、日本よりずっと南で越冬しています。ところが、ハマシギは、日本で越冬する数少ないシギの種類とのことです。そのため、冬の海岸で、ハマシギの大群をよく見ることができます。大群がひと塊…

カニを食べるホウロクシギ

シギ・チドリの仲間は、毎年春と秋に繁殖地や越冬地を往復する何千キロもの長い旅をします。旅の途中で、日本の干潟で食べ物を採ったり休息をしたりします。ホウロクシギも旅鳥として日本にやってきます。日曜日の午前中、谷津干潟の水辺を、ホウロクシギが…

水芭蕉

水芭蕉は、発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開き、これが花に見えるのですが、変形した葉だそうです。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が、小さな花の集まった花序(かじょ)のようです。開花時期は低地では4月から5月、高…

チューリップ

春の花壇(かだん)の主役の花は、チューリップです。最近、あちこちでチューリップを見かけます。「チューリップ」の歌は、幼いころよく歌いました。 この歌は、近藤宮子さんが、昭和5年(1930年)に作詞したものです。 この作者は、「なにごとにも良いとこ…

タンポポ

タンポポの名前の由来は日本語、英語ともに面白(おもしろ)いのでご紹介してみます。英語名のダンディライオン(dandelion)はフランス語で「ライオンの歯」を意味するダン=ド=リオン(dent-de-lion)に由来しするそうで、これはギザギザした葉がライオンの…

ベニカナメモチ(紅要黐)

最近、道を歩いていると、赤い葉っぱの垣根をよく見かけます。こんなところにこんな垣根があったのか?と。春になって葉っぱが赤くなったので、目立ち始めたのでしょうか?この垣根の木の名前が、分からなかったので、調べてみると、どうもベニカナメモチ(紅…

抱卵中の手賀沼のコブハクチョウ

毎年、この時期に手賀沼のあちこちで、コブハクチョウの抱卵を見ることができます。今年もコブハクチョウたちが、抱卵し始めています。コブハクチョウは、水辺にヨシや水草を積み重ねて、大きな巣を作ります。産卵数は5〜7個程度で、メスが抱卵します。この…

手賀沼遊歩道のホオジロ

「高槻(たかつき)のこずゑにありて 頬白(ほおじろ)の さへづる 春になりにけるかも」(島木赤彦)手賀沼遊歩道わきの木の枝にホオジロがスーッと飛んできてとまりました。ホオジロはいつもいる留鳥ですが、春になると、綺麗な声で囀(さえず)ります。で…

惜春(せきしゅん)−春の嵐(メイストーム)

手賀沼遊歩道の桜も、昨日と今日の春の嵐(メイストーム)で、ほとんど散ってしまったのしょうか? メイストームとは、1954年の5月9日から10日にかけ発達した、爆弾低気圧により、漁船の集団遭難が発生し、361人の犠牲を出した出来事の気象報告が…

あけぼの山公園のチューリップ

柏市のあけぼの山農業公園のチューリップです。4月6日(土)朝の風景です。毎年この時期にチューリップ・フェステバルが開催されます。今年(2013年)は、4月13日〜4月14日開催予定です。あけぼの山公園(あけぼのやまこうえん)は、千葉県柏市…

キジの「ほろ打ち」と「砂浴び」

手賀沼遊歩道を歩いていると、ケーン・ケーンとキジの鳴き声をよく聞きます。「地震を予知する。」といわれるキジは、日本の国の鳥「国鳥」です。キジは、桃太郎などのおとぎ話によく出てきて馴染み深いことや、キジのオスは、勇ましく、メスは、女らしくや…

満開の桜とシジュウカラ

手賀沼遊歩道の桜も満開です。満開の桜の木にシジュウカラが飛んできました。シジュウカラは、桜の花とか蜜などは、関心がなくて、その近くを、飛んでいる虫に興味があるようです。枝から枝に飛び移りながら、鋭い目で虫を狙っています。空中でキャッチして…

幻の山野草「オキナグサ」

筑波実験植物園のパンフレットの「みごろの植物」中にオキナグサがありました。少し雨のパラツク中、園内を捜してみました。「オキナグサ」の立札は、見つかりましたが、花は、咲いていないようでした。少し離れた場所で、「オキナグサの花が咲いている。」…

春の妖精ーカタクリ

筑波山には、有名なカタクリの群落があります。今年の1月にこのブログに掲載したハギマシコや、カヤクグリは、この群生地上を飛び回っていました。カタクリは、1月は落ち葉の下の地中で球根の形でいるので、見れませんでしたが・・・。今年の筑波山の「カ…

筑波実験植物園のレモン・ポンデローザ

筑波実験植物園の温室の中のレモン・ポンデローザの花です。大きな毬のようなレモンが、何個もぶら下がっていました。通路を歩いていても頭にぶつかるくらい何個もぶら下がっていました。花を捜してみると、幹のかげに少しだけ咲いていました。この植物の幹…

筑波実験植物園のヒスイカズラ

ヒスイカズラは、フィリピン諸島の限られた地域の熱帯雨林にしか自生しないマメ科つる性の植物で、10メートル(M)以上にも成長するそうです。花序(かじょ)は1〜1,5M、通常は100〜200の青碧色の花を付けるそうです。英名は、ジュード・バイン(Jade・Vin…