2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
1月31日は、風が強く寒い一日になるという予報にもかかわらず風の無い穏やかな冬晴れの日になりました。 「風花(かざはな)の やみしと見ゆる間 一羽なる 深山頬白(みやまほおじろ) 木を移る見ゆ」 (中西悟堂) 注:風花は晴れの日に降る粉雪 筑波山山…
「行きずりの 小松が中に 鳴きうつる 鶲(ひたき)見いでゝ ひそかにあゆむ」 (木下利玄 「紅玉」) 「大寒」をとうに過ぎて、もうすぐ「節分」を迎える寒い時期なのに、低気圧に向かって流れ来る暖気によって春を思わせる日が続いています。そんな暖かい午…
「よろこびか のぞみかわれに ふと来る 翡翠(かわせみ)の羽の かろきはばたき」 (片山廣子) 井頭公園の池の中の枯れ木に「飛ぶ宝石」といわれるカワセミがとまっています。翡翠(ひすい)色の羽がキラキラと輝いています。カワセミはスズメくらいの小さな…
1月29日我孫子市環境レンジャーと我孫子野鳥を守る会共催の「手 賀 沼 船 上 冬 鳥 観 察 会」に参加させていただきました。私の目的は湖上からミサゴを撮影することでした。岸辺からは絶対に撮影することができない位置から撮影することができました。 …
1月28日は、久しぶりにとても暖かい日になりました。井頭公園の凍りついた湖面も解け始め日陰のところはまだ凍っていましたが、池の中央部分は凍っていないので鴨たちが楽しそうに泳いでいました。その中にミコアイサの番(つがい)を見つけました。この…
坂田が池の木の間がくれの陽だまりにオスのコガモがのんびりと泳いでいました。辺りが厳しい冬の中、そこはまるで別世界のような暖かい風情にあふれていました。春はまだまだ遠いのでしょうか? 「日あたりの 入江にたまる 小鴨哉」 (正岡子規) 以下の写真…
薄暗くなってきた堤防の上をコミミズクが飛び越えていきます。その後、向こう側の堤防の土手を掠めて飛び、獲物を探していましたが。簡単には見つからないようで疲れたコミミズクは杭にとまって休んでいました。
手賀の丘公園の水場でヤマガラが水浴びをしています。あまり激しく水を飛び散らせていませんでしたが、それでも、その場でびしょびしょになってしまいました。
ご存知のように、渡良瀬遊水地は、東京から60キロメートルに位置し、群馬、栃木、埼玉、茨城の4県の県境にまたがる日本最大級の遊水地です。広大なヨシ原が特徴で、貴重な動植物が数多く確認され、ラムサール条約湿地に登録されています。 ちょうどお昼を過…
冬の陽射しが差し込む手賀の丘公園の水場でアオジとウソの水浴びの競演が開かれていました。双方相手にお構いなく存分に水浴びをしていました。お互い助け合って生活しているようです。このウソはメスなので胸は赤くないのですが、とりあえず一句 「鷽の来て…
「大寒」を過ぎた1月22日、浮島湿原の葭原(よしはら)の上空をはるかにチュウヒが飛んでいます。冬のヨシ原の王者チュウヒは、絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)に指定されている希少な鷹で「垂直離着陸可能な唯一の猛禽」だそうです。お昼ごろ…
迷鳥のアネハヅルは、この地域で生活することに慣れ始めているのでしょうか?勝手知ったるこの田んぼでのびのびと生きているように感じました。胸を張って堂々と田んぼを歩き採食していました。
アネハヅルが休んだり眠るときは一本足になるようです。アネハヅルの魅力的な顔は顔の横の房状の飾り羽と小さな赤い目です。アネハヅルは遠くから見るとアオサギのように見えますが、飛翔すると首をのばして飛ぶので違いが分ります。 アネハヅルの飛翔姿 参…
田んぼで採食していたアネハヅルは、何故か突然立ち止まり羽ばたきました。直ぐに飛ぶのかと思っていたら、羽ばたくのをやめて、また、歩き始めました。でも、そのおかげでアネハヅルの後姿を見ることができました。 以下の写真は、キヤノンの一眼レフカメラ…
昨年秋より千葉県で見かけられていたアネハヅルが茨城県に出現しているとの情報があったので、1月19日に出かけてみました。アネハヅルは、田んぼの中で採食しながら歩いていましたが、突然、駆け出し長い助走をしながら飛び立っていきました。アネハヅル…
最近撮影した手賀の丘公園の鳥たちです。 以下の写真は、キヤノンの一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIに望遠レンズ、EF70-200mm F2.8L IS II USMに2倍のテレコンを付けて手持ち撮影しました。 ジョウビタキ アオジ ウソ ヤマガラ シジュウカラ カケス シロハラ
渡良瀬遊水地は、登録湿地面積:2,861haが、国際的に重要な湿地の 基準に該当したとしてラムサール条約湿地に登録されています。現在は、かなり乾燥化が進んでいますが、その湿地内にはいくつかの小池もあります。その小池にオスのミコアイサが泳いで…
渡良瀬遊水地の土手の杭にとまったコミミズクは杭の上から辺りを見回しています。かなり長い間杭にとまっていましたが意を決したように飛び立ちました。右に低空飛行した後、左に反転して、土手の枯れ草に紛れながら音もなく飛行しています。さらに飛んで草…
コミミズクは渡りをする鳥で日本には冬鳥として、シベリアや中国から日本各地に飛来するようです。私たちがコミミズクを観察する時は、低空飛行するコミミズクを多く見るので、大空高く飛ぶコミミズクには気付かないことが多いのですが、渡り鳥としての彼ら…
土手の上を飛んでいたコミミズクは、何を思ったのか、土手の上に降り立ちました。降り立った場所でキョロキョロ辺りを見ていましたが突然飛び立ち、土手の斜面を低空飛行して獲物を探していました。 以下の写真もキヤノンの一眼レフカメラ EOS 7D Mark IIに…
獲物を探して渡良瀬遊水地の土手をコミミズクが飛んでいます。飛びながらこちらを振り向いたりして後ろを警戒しています。低空飛行で目の前を飛んで行き、はるか彼方に飛んでいってしまいました。獲物をすぐに見つけることは出来ないのでしょうか?この土手…
1月13日の午後3時頃、渡良瀬遊水地の堤防上空にコミミズクがふわっと飛んできました。どんどん高度を下げて土手すれすれに飛んだ後、見晴らしの良い杭にとまりました。このコミミズクの臨時の見晴台で、獲物を探そうとしているのでしょうか? 今回、キヤ…
手賀沼の朝、ようやく日が上がり始めた斜光がヨシ原を照らしています。オオジュリンが一羽風に揺れる葦につかまっています。何故この葦につかまっているのか分りませんが、この葦から離れません。あちこち見回していましたが、そのうち飛び去って行きました…
手賀沼のサイクリングロードを歩いていたら、前方の茂みから飛び去っていく鳥がいました。かなり遠くのヨシ原のヨシにとまりました。どうもアオジのオスのようです。こちらをじっと見ています。このアオジは食事中を邪魔されて飛び去ったのですが、まだ未練…
1月11日の手賀の丘公園の朝、木々の間を多くの小鳥たちが飛んでいます。木の芽を食べにウソのメスがやってきました。食べ終わったウソは、喉を潤したいのか水辺に姿を現しました。最初は、水を飲んでいるようでしたが、そのうち水の中に入り込み水浴びを…
「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」 (服部嵐雪)(うめいちりん いちりんほどの あたたかさ) 意訳:梅が一輪だけ咲きました。まだ冬だけれども、どこかにほんの少し暖かさが感じられるようで、春の訪れがま近いと思われます。 1月10日紅梅が一輪咲いていまし…
移動中の車の中から田んぼに降り立つタゲリを見つけました。道端に車を停めて、撮影しようとしたら、田んぼに降り立ったばかりのタゲリに気付かれてしまいました。彼らは、とても警戒していたようです。4〜5羽のタゲリの群れが一斉に飛び去っていきました…
外川漁港の岸壁に近づいてみると、私のほぼ真下にウミアイサのメスがいました。近づいた時は、岸の高さに隠れてその姿は見えなかったのですが、岸の縁に近づいた途端、であいがしらに海水から首をもちあげたウミアイサと目があってしまいました。こんな近く…
銚子漁港で、いつも2羽のクロサギをよく見かけるのですが、今日は1羽しかみかけませんでした。クロサギは、全長63cmで中型のサギです。海辺で水面をじっと見つめて近づいてきた獲物を捕らえる黒いサギです。白色系と黒色系がありますが、南にいくほど白色…
大小の魚の水揚げで賑わっている銚子漁港なのに、波消しのコンクリート上のカモメの数は例年よりきわめて少なく寂しい限りです。その中に、どっしりとしたワシカモメがコンクリート上で寝そべっています。クチバシの下が赤くないので成鳥ではなく幼鳥(第4…