なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

瑞兆のウミスズメ

1月7日朝、七草粥を食べてから海鳥を観るために銚子漁港に出かけました。漁港の岸辺近くで鯔(ぼら)が彼方此方の水面から跳ね上がってキラキラと輝いています。気持ち良さそうに飛び跳ねている鯔たちを見ていると突然、海水の中から黒い鳥が目の前に浮き…

残雪の斜面で採食するアトリ

一羽のアトリが残雪の斜面の枯れ草の中でうごめいています。エサの少ない冬の時期、鳥たちは越冬するために懸命の努力をしているようです。夢中になって草の実を採食しています。このアトリも残雪の斜面で頑張っていました。 以下の写真はLEICA DG VARIO-ELM…

梢にとまってひっくり返るイスカ

オスのイスカが枝にとまって休んでいます。急にひっくり返って脚の爪で引っ掻いています。何か痒いのでしょうか?ちょっと目を離すと近くの枝にとまって何事もなかったかのように、すまして佇んでいます。枝から枝に飛びながら採食したり、休んだり、掻いて…

苺ミルクのような雪上のオオマシコ

道端の残雪の上に風に吹かれて落ちた木の実を求めてオオマシコが木から道端に降りてきました。オオマシコたちは、残雪の上をチョコチョコ走り回りながら採食しています。私たち人間が近くにいるのにまったく恐れていません。食べるのに夢中です。雪の上で真…

イスカ幼鳥?

疎林の中を飛ぶイスカの群れの中にイスカの幼鳥らしき鳥を見つけました。現地のバーダーによれば、この地で繁殖しているイスカもいるようなので、この群れは親子で飛んでいたのかもしれません。松の太い枝にとまって羽繕いしていましたが、群れと一緒に飛び…

冬晴れの疎林の中を飛ぶイスカ

1月4日は、穏やかな暖かい冬晴れの日になりました。今日は、遠出して長野県岡谷市勝弦峠に野鳥撮影に出かけました。小高い山道の途中に無秩序に10羽ほどの野鳥の集団がカラマツの枝に飛んできました。アトリかな?と思って、よく観るとイスカの群れのよ…

お年玉写真:珍鳥キガシラシトドと珍鳥サバンナシトド

毎年、わが国ではめったに見れない珍鳥がやってきます。今回のお年玉写真として数年前に飛来したキガシラシトドと昨年飛来したサバンナシトドを再掲します。キガシラシトドは、「アラスカ・カナダ北西部で繁殖し、冬季はアメリカ西部に渡る鳥で我が国では、…

正月2日のハクガン

正月2日、箱根駅伝のテレビを観た後、稲敷市本埜の「白鳥の郷」に飛来しているハクガンの撮影に出かけました。 3時半を過ぎた頃、冬の太陽は低く西に傾き空は茜色に染まっていきます。 塒の田んぼにハクチョウたちが三々五々帰ってきます。その中に小さなハ…

ホバリングするケアシノスリ

初夢に見ると縁起が良いものを表すことわざに「一富士二鷹三茄子(いちふじ にたか さんなすび)」がありますね。富士山と茄子は比較的容易に思い浮かべれそうですが鷹は、容易に思い出せそうにないので昨年2月13日ひたちなか市で撮影した「白くて美しいケア…

大空に舞うオオワシ

皆様 あけましておめでとうございます。 今年の最初のブログは、有名な禅語から始めます。 「朝々日(ちょうちょうひ)は東(ひんがし)より出で、夜々月(ややひ)は西に沈む」 (道元禅師)現代語訳:毎朝毎朝日は東に登るし、毎夜毎夜月は西に沈みます 正月は、…