なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

小名浜港のウミスズメ

小名浜港はとても大きな漁港です。この漁港の波は太平洋に面しているためか?うねるような波がたっています。その波に乗りながら2羽のウミスズメが泳いで行きます。ウミスズメは、ウミガラスやウトウ、ケイマフリと同じウミスズメ科の海鳥で、これらの仲間…

ウミウとカワウの2ショット

波崎かもめ公園前の銚子漁港の堤防に2羽の鵜が並んでいます。ヒメウは、体長が小さいので判りやすいですが、カワウとウミウの判別には、いつも困ります。私は、その違いを以下のように区別して、観るようにしています。パッと見は全く区別がつきません。背…

茨城県大津漁港のヒメウ

茨城県大津漁港の内海にヒメウが浮かんでいます。ヒメウは、絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)の希少な鵜(う)で、全長73センチメートル 翼開長98センチメートルで、日本に分布するウ科の中では最小種です。ヒメウの由来もこの大きさ(ヒメ=小さい…

高戸小浜海岸の絶壁に佇むハヤブサ

江戸時代後期の頃から景勝地として広く知られており、明治後期には、横山大観・岡倉天心・野口雨情などの多くの文化人が訪れている高戸小浜海岸は、二つの小さな入り江が並び、空と海の青、海食崖から伸びる松の緑、そして砂浜の輝く白など豊かな自然の彩り…

大洗漁港のミツユビカモメ

3月5日大洗漁港の岸壁近くでミツユビカモメが泳いでいました。ミツユビカモメは趾(あしゆび)の第1趾がほとんど見えないため3本に見えるのでミツユビと呼ばれるようになったとのことです。学名の「tridactyla」も、「3つ指の」という意味だそうです。大…

飛び回るメジロ

メジロが忙しげに元気いっぱい飛び回っています。エサを求めて枝から枝に飛び移っています。 「 北の風 かすかに吹きて. 椿の葉(つばきのは)枇杷の葉(びわのは)光り. 繡眼兒(めじろ )よく啼(な)く」 (若山牧水 山桜の歌) 以下の写真は、キヤノン望…

輝く菜の花

春の到来を告げる可愛らしい黄色の菜の花!まだ他の草花が眠っている時期に一面に咲く菜の花は、彩りの少なかった冬の景色を一変させ、私たちに春の気分を満たしてくれます。もう春ですねぇ〜! 「菜の花や 月は東に 日は西に」 (与謝蕪村) 以下の写真は、…

葦原で動き回るジョウビタキ

枯れた葦原の中に小鳥が見え隠れしています。表の方に出てきました。可愛いジョウビタキのメスです。エサを捜しているようです。小さな虫を追いかけているようで悪戯っ子のようにあたりを動き回ります。近くに人がいても平気です。何度も同じ場所に戻って虫…

新芽を食べるメジロ

メジロが芽生えたばかりの枝に飛来しました。上に下にと細い枝にしがみつきながら食べやすい新芽を捜しています。近くに梅が咲いているのに、その蜜を吸わないで新芽を食べにきています。メジロにもエサの好みがあるのでしょうか?新芽を食べるときは小さな…

捕らえた獲物をヨシ原で警戒しながら食べるノスリ

葛西臨海公園のヨシ原で鋭い目をしたノスリが、あたりを警戒しながら捕らえた獲物の肉を食いちぎっています。もう大分前からここで食べているようです。捕らえた獲物の頭の残骸が見えます。3枚目の写真でわかるように獲物の長い腸をクチバシで引っ張り出し…